植物からの警告 (ちくま新書 968)

著者 :
  • 筑摩書房
3.93
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本棚登録 : 67
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480066732

作品紹介・あらすじ

いま、気候変動の影響により、世界各地で生態系に変化が生じている。日本の里山で暴れはじめたモウソウチク、絶滅の危機に瀕するマダガスカルの巨木バオバブ、降雨量の激減で生育環境が脅威にさらされる南アフリカの花園、古代からの進化的連続性があやぶまれるギアナ高地…。本書では、植物と人間の営みの関わりを解説しながら、地球規模で生じている環境変動の実態をあかし、知られざる植物の世界へ、碩学のナチュラリストが読者を招待する。異端植物のカラー写真満載。

感想・レビュー・書評

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  • 2015/09/29に行った、ヒョウタンの展覧会で、貴重な作品を出品し、講演会も行う湯浅 浩史先生の本を読みたい!

    企画展 「世界のヒョウタン展−人類の原器−」
     国立科学博物館 平成27年9月15日(火)〜12月6日(日)

    講演会「世界のヒョウタン文化」 国立科学博物館 日本館2階講堂
     湯浅 浩史 (一般財団法人進化生物学研究所理事長兼所長)
     11月7日(土曜) 14:00〜15:30 定員:100名 申し込み締め切り 10月22日(木曜)

    ⇒ URLはこちら https://blog.goo.ne.jp/pasobo-arekore2005/e/131406067fbf9b88b053c7e17e707d99
    『「世界のヒョウタン展」を見る』 〜 Myブログ「パそぼのあれこれフリーク:Part2」

    2015/10/02 予約 10/7 借りる。11/2 読み始める。4/1 読み終わる。

    内容と目次・著者は

    植物からの警告 (ちくま新書)

    内容 :
    いま、気候変動の影響により、世界各地で生態系に変化が生じている。
     日本の里山で暴れはじめたモウソウチク、
     絶滅の危機に瀕するマダガスカルの巨木バオバブ、
     降雨量の激減で生育環境が脅威にさらされる南アフリカの花園、
     古代からの進化的連続性があやぶまれるギアナ高地…。
    本書では、植物と人間の営みの関わりを解説しながら、地球規模で生じている環境変動の実態をあかし、知られざる植物の世界へ、碩学のナチュラリストが読者を招待する。
    異端植物のカラー写真も満載。

    目次 :

    帰化植物の脅威
    暴れだしたモウソウチク ― 日本の里山に忍びよる危機
    秘境への帰化植物侵入  ― ギアナ高地の現在
    消えゆくバオバブ    ― マダガスカルの異変
    多肉植物からの警告   ― 南アフリカの環境変動
    危機に瀕する砂漠の植物 ― ナミビアの憂鬱
    モアイはなぜ動かなくなったのか ― イースター島の謎
    ユーカリを殺すのは誰か ― オーストラリアの気候変動
    照葉樹林とヤクの花園  ― ブータンの植生
    消えた照葉樹林     ― 中国の環境問題
    白砂青松の危機     ― 日本の海岸線に何が起きているのか

    著者 : 湯浅 浩史
    1940年生まれ。東京農業大学大学院農学研究科博士課程修了。農学博士。
    元・東京農業大学農学部教授。生き物文化誌学会会長。
    著書に「世界の不思議な植物」「世界の葉と根の不思議」など。

     

  • ギアナ高地、マダガスカル、南アフリカ、ナミビア、イースター島、オーストラリア、ブータン、中国、日本など、世界各地で植物が直面している危機を紹介し、その原因を語りながら地球規模で起こっている環境変動の実態を報告。

  • 新書文庫

  • [ 内容 ]
    いま、気候変動の影響により、世界各地で生態系に変化が生じている。
    日本の里山で暴れはじめたモウソウチク、絶滅の危機に瀕するマダガスカルの巨木バオバブ、降雨量の激減で生育環境が脅威にさらされる南アフリカの花園、古代からの進化的連続性があやぶまれるギアナ高地…。
    本書では、植物と人間の営みの関わりを解説しながら、地球規模で生じている環境変動の実態をあかし、知られざる植物の世界へ、碩学のナチュラリストが読者を招待する。
    異端植物のカラー写真満載。

    [ 目次 ]
    帰化植物の脅威
    暴れだしたモウソウチク―日本の里山に忍びよる危機
    秘境への帰化植物侵入―ギアナ高地の現在
    消えゆくバオバブ―マダガスカルの異変
    多肉植物からの警告―南アフリカの環境変動
    危機に瀕する砂漠の植物―ナミビアの憂鬱
    モアイはなぜ動かなくなったのか―イースター島の謎
    ユーカリを殺すのは誰か―オーストラリアの気候変動
    照葉樹林とヤクの花園―ブータンの植生
    消えた照葉樹林―中国の環境問題
    白砂青松の危機―日本の海岸線に何が起きているのか

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:471.71||Y
    資料ID:95120804

  • モウソウタケの竹害のところだけ身近だったので面白かったかな。でも、実践的な収穫はなし。

  • 昨今の植物の生態系を元に気候や環境の変化に関する話や、帰化植物と在来種の話などが載っています。

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著者プロフィール

■湯浅 浩史(ユアサ ヒロシ)
1940年生まれ。農学博士。東京農業大学大学院農学研究科博士課程修了。元東京農業大学農学部教授。元生き物文化誌学会会長。(一財)進化生物学研究所理事長・所長。
世界60か国を訪れて、植物を調査。専門は民族植物学。
月刊誌『子供の科学』で30年以上連載を続けている。

「2020年 『びっくり! 世界の不思議な植物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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