ひとはなぜ「認められたい」のか ――承認不安を生きる知恵 (ちくま新書)

著者 :
  • 筑摩書房
3.21
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本棚登録 : 195
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480073693

感想・レビュー・書評

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  • 「承認」に関して興味があるなら読んでみると良い一冊だと思いました。

  • うーーーん。いまいち、だったかな。

  • 自分が「承認欲求にかられてるなぁ」と思っていたところ、なんだかピッタリなタイトルと思って読んでみた。
    価値観が多様化してきたことで、(却って)承認される基準も多様化してしまい自己承認がしにくくなっている、という説は確かに…と思わされた。

    けれど、もやもやをすっきりさせてくれる本ではなかった。
    自己承認できる人になるには幼児期の親など周囲の関わり方が大事というのは分かる、けれど大人になってからはどうすればいいんだ?
    専門職の人以外でもケアできる人を増やして共生出来る社会に、という説も分かるがなんだか唐突な話の流れに感じた。

    うーん、この本は自己承認にかつて悩んだ人が答え合わせ的に読むのが良いのかも。。

  • 人間関係でモヤモヤしているときにたまに読み直すと、ちょっと精神的に落ち着くかもしれません。

    自分がなぜ辛いのか、他人に対してモヤモヤするのかちょっとした気付きがあると思います

    「承認欲求が強いひとは毒親のもとで育った」というざっくりした情報は持っていましたが、
    基本的には親の育て方がベースにはなっていますが、人生においてはいろんな場面で乗り越えたり成長していけるものです。

    何歳になって承認欲求はつきまとうし、それに向き合って生きていこうと思います。

    繰り返しの情報が多くて、ちょっと読みにくい印象はありました。

  • 東2法経図・6F開架:B1/7/1547/K

  • そうだね共感良心だね

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著者プロフィール

山竹伸二(やまたけ・しんじ)
1965年、広島県生まれ。学術系出版社の編集者を経て、心理学、哲学の分野で批評活動を展開。評論家。同志社大学赤ちゃん学研究センター嘱託研究員、桜美林大学非常勤講師。現代社会における心の病と、心理療法の原理、および看護や保育、介護などのケアの原理について、現象学的な視点から捉え直す作業を続けている。おもな著書に『「認められたい」の正体』(講談社現代新書)、『「本当の自分」の現象学』(NHKブックス)、『不安時代を生きる哲学』(朝日新聞出版)、『本当にわかる哲学』(日本実業出版社)、『子育ての哲学』(ちくま新書)、『心理療法という謎』(河出ブックス)、『こころの病に挑んだ知の巨人』(ちくま新書)、『ひとはなぜ「認められたい」のか』(ちくま新書)、『共感の正体』(河出書房新社)など。

「2023年 『心理療法の精神史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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