福沢諭吉 変貌する肖像 ――文明の先導者から文化人の象徴へ (ちくま新書 1745)

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  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480075765

作品紹介・あらすじ

福沢の思想は毀誉褒貶にさらされてきた。その世論の動向を見ていけば日本近現代史が見えてくる。福沢評価の変遷の系譜をたどり、福沢の実像を浮かび上がらせる。

感想・レビュー・書評

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  • 福沢諭吉の思想については時代の変遷とともに右翼、左翼両方からの批判を浴びており、その思想の変遷と批判の背景についてよくまとめられている。
    福沢諭吉の独立自尊の精神を護りつつ、弱者への配慮し、過度に国家主義にならず、平和を護っていきたい。

  • 東2法経図・6F開架:B1/7/1745/K
    東2法経図・6F指定:B1/7/Nakada

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著者プロフィール

小川原 正道(おがわら・まさみち):1976年生まれ。慶應義塾大学法学部教授、東京大学大学院法学政治学研究科客員研究員。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。専門は日本政治思想史。著書に『福沢諭吉――「官」との闘い』(文藝春秋)、『福沢諭吉の政治思想』(慶應義塾大学出版会)、『小泉信三――天皇の師として、自由主義者として』(中公新書)、『日本政教関係史――宗教と政治の一五〇年』(筑摩選書)、編著に『独立のすすめ 福沢諭吉演説集』(講談社学術文庫)などがある。

「2023年 『福沢諭吉 変貌する肖像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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