新編日本の労働者像 (ちくま学芸文庫 ク 1-1)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480080370

作品紹介・あらすじ

いま、日本のサラリーマン、OLたちが担わねばならなぬ<しんどさ>の根底にあるものは何か?<日本的経営>を支える日本労働者像の特徴とは?それは彼らのどのような体験からつくられたのか?ダイナミックな史的アプローチと内在的な現状分析によって、ふつうの労働者のあり方と考え方の特質を浮彫りにし、企業社会からの自立の道を示す力篇。

著者プロフィール

1938年三重県四日市市生まれ。1961年京都大学経済学部卒業(1969年経済学博士)。1996年社会政策学会学術賞受賞。甲南大学名誉教授。著書に、『国家のなかの国家──労働党政権下の労働組合・1964-70』(日本評論社、1976年)、『新編 日本の労働者像』(ちくま学芸文庫、1993年)、『能力主義と企業社会』(岩波新書、1997年)、『女性労働と企業社会』(岩波新書、2000年)、『リストラとワークシェアリング』(岩波新書、2003年)、『格差社会ニッポンで働くということ』(岩波書店、2007年)、『労働組合運動とはなにか──絆のある働き方をもとめて』(岩波書店、2013年)、『私の労働研究』(堀之内出版、2015年)、『過労死・過労自殺の現代史──働きすぎに斃れる人たち』(岩波現代文庫、2018年)など多数。長年の映画ファンとして、その分野のエッセイストとしても知られる。

「2022年 『スクリーンに息づく愛しき人びと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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