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- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480085818
作品紹介・あらすじ
世界を地図に収め、あるいは自らのなかに世界を照射し、空想の土地をめざして旅立っていった作家たち。海の彼方の安らかな母胎トマス・モア『ユートピア』島、ヴェルヌ『海底二万里』のネモ船長の壮絶なる孤独、ポオやメルヴィルが描いた底もなく深い霊魂の姿たる神秘の大洋、ウェルズや久生十蘭らが幻視した地下世界…想像力の地平は無限だ。文学史における空間的・地誌学的思考とその表象の連綿たる系譜を類型論的にたどり、貴重な図版多数とともに解き明かす驚くべき幻想文学誌。スリリングな知的冒険が始まる。
感想・レビュー・書評
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ブックガイドとして。
巻末の参考文献が楽しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
110204/今年8冊目
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これほしいんだけど。兄が京都に持っていってしまった。
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幻想の島へ
幾何学的な子宮
プロスぺローの魔島
月―空に浮かぶ島
海という装置
地底の旅
隠喩としての砂漠
密林の美女
人体地図の系譜
二枚の地図
参考文献
参考図版出典
あとがき
文庫版あとがき
解説
索引
(目次より)
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