本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (509ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480086488
作品紹介・あらすじ
歴史の時間が流れ出す現場-草創期ローマ-の謎に挑んだ『ローマの誕生』。著者は三機能説の試金石として、あえてアカデミーの牙城を選んだ。社会形成に対する神話の規定力、史実と歴史を語ることのクリティカルな関係、歴史意識の発生と変容といった主題をめぐる大胆な論争の書。一方、ゾロアスター教神学の古層にインド=イランの機能神群を見出すのが『大天使の誕生』。イラン学への本格的寄与となった画期的論考であり、ユダヤ教、キリスト教、イスラームの天使学を考えるうえでも示唆に富む。本邦初訳。