イコノロジー研究 下: ルネサンス美術における人文主義の諸テーマ (ちくま学芸文庫 ハ 19-3)

  • 筑摩書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (364ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480087225

感想・レビュー・書評

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  • ほぼ読めず、、、

    やはり、序論は面白いが、それ以降の部分は、何か自分のタイミングとモチーフがあってないと読むのはシンドい

    イコノロジー研究なら、もっと図版を膨大にいれて欲しい

  • 上巻に比べると、やや難解。特に個人的にはミケランジェロの彫刻に余り興味がないこともありさらっと読んでしまったが、キリスト教と新プラトン主義の狭間で煩悶するミケランジェロという視点でいつかローマ、フィレンツェを再訪したい。

  • キューピッド(クピド)の“イメージ”がどのように変わっていったかを見ていくのに、ルネサンス期の新プラトン主義についても議論が展開されていた。それを見るに、「肉体に閉じ込められた魂」などというグノーシス主義の考え方が広まっていたことがよくわかった。
    そんなこんなで、イコノロジーが学問として、手法として確立したものなんだなと言うことを学べたのが一番の収穫か。

  • 下巻はミケランジェロなど。膨大な注、索引がついており、実質の本文部分はごく薄い。
    このイコノロジー的な思考法は、確かに美術以外の分野でも適用できそうだが、現代的な芸術や、もともと具象性のない音楽にはどの程度活用できるのだろう。まったく無理というわけではないような気がするのだが…

  • 図像学研究所の下巻です。
    この本は概論書というより、やや専門的な部分が含まれているので、上巻よりはさらにつっこんだないようが含まれています。

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