思想のアンソロジ- (ちくま学芸文庫 ヨ 1-11)

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480095176

作品紹介・あらすじ

思想家・吉本隆明は何を読み、どこに着眼し、どのように自らの思想を鍛えてきたのか-『古事記』歌謡、祝詞『六月晦大祓』『大殿祭』から、大江匡房『傀儡子記』、『おもろさうし』、藤原定家『毎月抄』、法然、親鸞、世阿弥、漱石・鴎外・柳田・折口、はては千石イエスや藤田まことのことば、天草方言まで。さまざまな分野にわたる古今の膨大なテクストから、注目すべきくだりを選び、簡潔に解説、そこからどのように考え、何を自分の思想の糧にしてきたのかを述べてゆく。生涯の思想の軌跡をアンソロジーに託して綴った本書はまた、吉本隆明に導かれて読む日本思想史のエッセンスでもある。

感想・レビュー・書評

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    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/737711

  • 著者:吉本隆明、1924-2012

  • 考えるきっかけを与えてくれるところはあるのだが、読んで実になったという気にさせてくれるものではなかった。

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著者プロフィール

1924年、東京・月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響を与え「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。著書多数。2012年3月16日逝去。

「2023年 『吉本隆明全集33 1999-2001』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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