ちくま日本文学全集 48 海音寺潮五郎

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480102485

感想・レビュー・書評

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  • 作品は男らしいが、いささか尊大さが透けて見え、モテなかっただろうなと思う。身銭を切って手元においておきたいとは思わない。
    あと、史伝ものは非常にわかりづらい。ある程度背景を知っていないと関係を飲み込むので精一杯だ。

  • ちくま日本文学全集48

    楊令伝後半のパサパサぶりを読んだ後なので、本書の各作品の文学的な充実度にほっとした。

    海音寺潮五郎は、名前からして堅苦しくて古臭い歴史作家と思っていたが、そんなことはなく、面白かった。

    昭和の時代に書かれた本格的な小説という感じ。
    どこか懐かしいところがある。

    新たな作家を発見できた。

  • おもしろくないことはないのだが……古い感じはいなめないなぁ。

    ちょっと、マッチョというか体育会系のノリがあって、そこは、さわやかな感じではあるのですが、そこが、古い感じでもあります。

    基本、男尊女卑。

  • 2007/03/09購入

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著者プロフィール

(かいおんじ・ちょうごろう)1901~1977。鹿児島県生まれ。國學院大學卒業後に中学校教諭となるが、1929年に「サンデー毎日」の懸賞小説に応募した「うたかた草紙」が入選、1932年にも「風雲」が入選したことで専業作家となる。1936年「天正女合戦」と「武道伝来記」で直木賞を受賞。戦後は『海と風と虹と』、『天と地と』といった歴史小説と並行して、丹念な史料調査で歴史の真実に迫る史伝の復権にも力を入れ、連作集『武将列伝』、『列藩騒動録』などを発表している。晩年は郷土の英雄の生涯をまとめる大長編史伝『西郷隆盛』に取り組むが、その死で未完となった。

「2021年 『小説集 北条義時』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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