美しい恋の物語 ちくま文学の森 1巻(全10巻) (ちくま文学の森 1)

制作 : 安野 光雅  森 毅  井上 ひさし  池内 紀 
  • 筑摩書房
3.43
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本棚登録 : 184
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (532ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480427311

感想・レビュー・書評

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  • 「とっておきの話」全15巻のうちの15巻(公式にある全10巻は誤り)
    アポリネールのミラボー橋や中島敦の名人伝、モーパッサンや幸田露伴、樋口一葉のにごりえや魯迅、芥川などの名作を一冊にもまとめてる。長くても30ページほど

  • 島崎藤村 初恋 良い
    燃ゆる頰 堀辰雄 三枝の艶やかさ

  • 島崎藤村の「初恋」に惹かれて買った。覚えたいくらい、好きになった詩。

  • 美しいと思えたのは巻頭の島崎藤村「初恋」だけだったなぁ。
    美しいというより執愛、妄愛が多かったような気がするが・・・。

  • アンデルセンの話が好きです。

  • とにかく素晴らしい!!

    “文章の美しさ”というものは、この全集には“当たり前”のこととしてあるので、安心して読めます。
    不快な、不愉快な文章、表現がないという事は、なんて素敵なことなのでしょう。本当にうっとりしてしまいます。

    現代の小説の“恋の物語”なんてジャンルは、バカバカしくて読めたもんじゃないけれど、本物の“文学”の“恋の物語”は、美しく、艶めいていて、感動します。


    ☆個人的に特に好きだと思った作品

    堀辰雄『燃ゆる頬』
    尾崎翠『初恋』
    アンデルセン『柳の木の下で』
    ハックスリー『肖像画』
    菊池寛『藤十郎の恋』

  • 印象に残ったのは、
    隣の嫁の明治時代の農民生活という舞台設定、
    ポルトガル文の振られた女のどろどろした諦めきれない女の情念。

    初恋 島崎藤村
    燃ゆる頬 堀辰雄
    初恋 尾崎翠
    柳の木の下で ハンス・クリスチャン・アンデルセン
    ラテン語学校生 ヘルマン・ヘッセ
    隣の嫁 伊藤左千夫
    未亡人 ギ・ド・モーパッサン
    エミリーの薔薇 ウィリアム・フォークナー
    ポルトガル文 リルケ訳
    肖像画 オルダス・ハックリー
    藤十郎の恋 菊池寛
    ほれぐすり スタンダール
    ことづけ オノレ・ド・バルザック
    なよたけ 加藤道夫

  • ポルトガル文。恋しているひとが恋を失うまでの心理過程が普遍的。ある日目覚めるようにカスに見えて来るのですね!

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