旅に出る ゴトゴト揺られて本と酒 (ちくま文庫 し 45-1)

著者 :
  • 筑摩書房
3.18
  • (1)
  • (10)
  • (17)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 137
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480431462

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • タイトルに惹かれて読んでみる。

    中身は旅に関係するものは多くなく、特に前半は雑多なエッセイ。でも、後半の「心惑わす活字生活」はタイトル通り!
    漂流記オールタイム・ベストなど、絶版になっている本が多いのですが、読んでみたくなるものが沢山。

    おにぎりを食べながら、近くの温泉に行く乗り合いバスの中で読めば、まさにタイトルとおりのうれしさ!

    読んで実行するのが、最近楽しい。

  • あら、椎名さんの本がちくま文庫に。調べたらやっぱり初めてだそうだ。これは「本の雑誌」に載ったときに読んで、単行本(「日焼け読書の旅かばん」)でも読んでるのだけど、「ちくまのシーナ隊長」というのがちょっと面白くて、やっぱり買ってしまった。

    後半の本の話がいいな。隊長オススメの本は一風変わったものが多くて、万人向けとは言いがたいが、紹介文を読んでいるだけでも楽しい。思えば、私にとっての不動のオールタイムベスト「ハイペリオン」は、隊長の熱烈なお勧め文に惹かれて読んだのだった。「本の雑誌」を世に送り出してくれたこととあわせて、隊長は読書人生の恩人だ。

    • yuu1960さん
      僕もシーナ隊長のお薦めで「ハイぺリオン」を読みました。
      僕もシーナ隊長のお薦めで「ハイぺリオン」を読みました。
      2014/10/20
    • たまもひさん
      そうですか!そういう人は結構いるかもしれないですね。
      四作みんな好きですが、とりわけ「ハイペリオン」は何回読んでも琴線をかき鳴らされる感じ...
      そうですか!そういう人は結構いるかもしれないですね。
      四作みんな好きですが、とりわけ「ハイペリオン」は何回読んでも琴線をかき鳴らされる感じがして、私にとっては特別なんですよ。
      2014/10/21
  • 旅をするときに本を読むのが人生の楽しみのひとつだ。知らない土地でのさまざまな苦難やヨロコビに満ちた旅が綴られているちょっと変わった旅本を読むのは無上の喜びだ。漂流ものや無人島ものを読んで、サバイバル生活にドキドキし、挫けず生き抜く様子に胸を打たれるのもいい。本に、旅に日々心を惑わされる著者の、エッセイ&こだわり本ガイド。(表紙裏)

  • シーナ節炸裂エッセイ!
    後半、シーナが語る読んだ本のランキングの所為で読みたい本がまた増えた!
    どうしてくれる、本屋に行くしかないじゃないか!

  • プロ野球観戦のくだりが、気になり購入。後半はおススメ本の紹介だが、うまいなー。思わず読みたくなる。自分もこんな感想書きたい

  • 4〜5

  • のんびりした旅本が読みたくて衝動買い。椎名さんの本は久し振りだが、あいかわらず。まぁ、こんなもんかな。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

椎名誠の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×