わたしの三面鏡 (ちくま文庫 さ 30-3)

著者 :
  • 筑摩書房
3.33
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 46
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480431592

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  一生もんって持ってるかなと少し考えてみました。何もないですw。沢村貞子さんがお持ちだった「三面鏡」は一生もんだったと思います。沢村貞子(1908~1996)「わたしの三面鏡」、1983.9刊行、2014.4発行。小気味よいエッセイです。遠藤周作氏、山田太一氏との対談も収録されています。遠藤氏の言:「おれの人生は」といい始めたら老人。死に支度は、自分の人生に意味を与えようとすること。沢村さんは日活、遠藤さんは松竹を受けて落っこちたそうです。や名田太一さんは沢村さんと同じ浅草の生まれ。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1908年(明治41年)東京・浅草生まれ。俳優・エッセイスト。本名大橋貞子。日本女子大学在学中に新築地劇団に参加。前衛演劇運動に加わって投獄を経験する。34年、日活太秦現代劇部に入社、映画俳優としてデビュー。小津安二郎監督作品をはじめとした映画、舞台、テレビで名脇役として活躍した。生涯で出演した映画は100本以上。78年には、半生をとりあげたNHK連続テレビ小説「おていちゃん」が放送された。89年に俳優を引退。文筆にも長け、77年『私の浅草』で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。ほか『貝のうた』『わたしの台所』『わたしの献立日記』など著書多数。96年(平成8年)没。

「2023年 『沢村貞子の献立 料理・飯島奈美3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

沢村貞子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×