- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480434739
感想・レビュー・書評
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三章から成る。
①自分の見つけ方
・外側の味方と内側の味方。
・自分が人からされて嬉しいことを考える。
②自分の持っているものを最高の味方にする
・健康、身だしなみ、マナー、時間、お金、生活習慣、経験と知識、道具、情報等
・人はいつも人を探している。
・△という生き方がちょうどいい
③人間関係の中に味方を作る。
・報告をすることの大切さ。
・決して損をさせない
・人と人とをつなげる
1章目は、自分にとって生きるうえでの姿勢としてためになった。
○相手がこうしたら…ではなく、自分から行動をするのが大切
○限りなく素直であれば、本当にそれだけで、いろんなことが味方になってくれる
○何で?うそ?は言わない。そうなんだ、すごいなーと言う。
2章から読んでいて急に心がしんどくなってきた。軽いパニックを起こしそうなほどだったので、一旦本を閉じてその理由を考えた。
自分とは目指すところが違う人なのだな。と思い至った。どうしてそんなに会社に貢献したいのか?どうしてそんなにあくせくと気や体を使って世の中の渦の中心にいたいのか、そこが私には根本的にわからなかった。存在すること自体しんどい自分にとって、作者のような高みにはいけないのだ。
ただ、人脈を作りまくり、その人脈を惜しみなく人にあげていく姿勢は、作者が、例えば市長や県知事になったら、市や県ばかりが主体にならず、民間の各々の業種の人が主体でできること(民間委託とは違う)が増えて、世の中が上手く回り出す可能性もあるなと思った。志が高くない人は皆置いてきぼりになりそうだけれど。
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メモ:
・人を「受け入れる」こと
自分が人に受け入れられたら嬉しい。人を受け入れることも嬉しい。
・人を理解したければ、自分をよく知ること。人という括りには自分自身も含まれているので、多少は人のこともわかるのではないか。
・〔自分の仕事にしっかりと向き合って、明らかな目標を持ち、自分の立ち位置を常に一歩先へと進み続ける〕という新しい意識を持っていないと、やがて通用しなくなる時が来る。
・あなたにも〔理念〕は必要。
相手に自分の考えを説得する時にも、理念はとても役に立つ。理念とは、僕はこうやって生きていくのだという看板。
例:正直、親切、笑顔、今日もていねいに
・自分は何ができて、何が長けていて、何をしたいと思っていて、そのために何をしているか。
・人は皆、無意識に自分の至らなさを知っていて、知っているからこそ、それをカバーするために、発達させた筋肉のようなものを必ず持っている。人の長所というのはそれだ。
欠点や短所も育てれば、長所も育つ。これが自分を愛するという事。
愛嬌についての項目
あまり自意識過剰にならずに、ありのままの自分を素直に開いて、リラックスすることです。リラックスすることで愛嬌が生まれます。そんな愛嬌ある自分で、世の中とか周りの人と付き合っていくと、いろいろな変化がきっと起きるでしょう。誰もが人にどう思われたいかということを、気にせずにはいられません。ですが、一度そういう意識を忘れて、素直に、柔らかく、人や社会と深くつながることを考えましょう。可愛げや愛嬌というのは、いろんなものと関係を持つための接着剤のようなものかもしれません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文中に『本はひとりの人間だと考えています。』とあったが、まさに松浦弥太郎さんに話しを伺っているような気持ちになる本。
ストイックすぎて真似できないと思う箇所もあったけど、こんな風に自分や周りの人を大切にできたら素敵。
特に『家族は守る』という言葉が印象的だった。私にはこんな覚悟がなかったなと、ちょっとした衝撃を受けた。
豊かな心で暮らすためのヒントが詰まった本だと思
う。 -
筆者の理念がカッコいい!
会社にも理念があるように、人にも理念が必要というのが刺さりました。今の私が探し出したいこと
サードドアを読んだ後で、繋がるものがありました。
味方をつくる
ここでは
①外側の味方
②内側の味方
内側の味方という捉え方は今までありませんでした!
自分の長所短所を最大限活かす。
そんな事ができてる筆者を見習い、これから紙に書いてみます。 -
「味方」と聞くと他人のことを想像するが、健康やお金といった自分と身近にあるものの話。ここまでストイックにはならないけど、考え方の軸は参考にできるところがたくさんあるよな〜と。
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作者の丁寧な暮らしの押し売り感が否めなかった。この生活真似したら疲れそう。笑
成功してる職業人として、仕事の面では参考にできる部分があったのでそこは良かったかなあ。
うーん、でもやっぱり昔の考え方も色濃く滲み出てたな。尊敬できる先輩に手紙を出す、とか私の価値観では有り得ない。 -
松浦弥太郎さんの『「自分らしさ」はいらない』の方が好みだった。
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自分の中にある、揺るぎない良さ=味方。
自分自身と向き合って、良さを「身につける」というより「見つける」みたいな感覚で、味方を作っていく考え方が、すごく素敵やと思った。 -
松浦弥太郎のいつもの軽めのエッセイ、という感じから脱却できなかった。