- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480435569
作品紹介・あらすじ
読むだけで目の前に料理や酒が現れるような食の本に巡るエッセイ。古川緑波や武田百合子の食卓。居酒屋やお菓子とコーヒーの本まで。帯文 高野秀行
感想・レビュー・書評
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台所で読みたい本や食堂についての本。
カレー、おやつ、コーヒー、酒…
そんなテーマごとに
食についての本を38冊も紹介!
「少し昔の本」の章で
百ケン先生や
武田百合子さんが載ってたので
著者と私のツボが近いかな~
と思って借りてみた。
ここからまた派生して
借りたい本が増えました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「料理の本」と言っても、立場は様々。栽培する人、調理する人、食べる人、楽しむ人、評する人…
どんな人も食べて飲んで、色んな人が食べること・飲むことについてアレコレ考えて、そうして数ある本に対して著者の木村さんが「この本のここ面白い」「共感する」「私ならコレはこうだなぁ」と書くのに、更に私が「そうそう」とか「そうかな?」とか思ったりしている連鎖反応。
紹介された本は読んでみたいものが多くて、ドッグイヤーが沢山ついた一冊。詩人が論じる正しい味噌汁って。日本の詩人は味噌汁まで詠むのか。 -
食本の書評という珍しいジャンルの本。書店でプッシュされそうにない良本がとりあげられていて、読書ガイドとしてはとても良いと思う。
でも好き嫌いでいうと、イマイチ感性が合わない。 -
木村衣有子 著「味見したい本」、2018.12発行。食にまつわる38冊の書評エッセイ集。少し前の食卓、台所で読む、食堂を読む、カレーを一皿、おやつの時間、コーヒーを一杯、飲みにいきましょうの7つの章立てです。池内紀「今夜もひとり居酒屋」、吉田健一「酒談議」、いいですね。岡本仁「東京ひとり歩き ぼくの東京地図。」、読みたいです。
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少し昔から現代まで、食にまつわるさまざまなエッセイ・小説等をレビューする一冊です。
本当にいろんな食べ物・飲み物が出てきます。著者が食べることをいかに愛してるのかが言葉の端々から伝わってきます。ちょっとした空き時間にちょっとずつ読めるので、その点も良いです。 -
食にまつわる色々な本についてのエッセイ集。やはり私と著者との相性は悪いみたい...。