密室殺人ありがとう ――ミステリ短篇傑作選 (ちくま文庫)

著者 :
制作 : 日下 三蔵 
  • 筑摩書房
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本棚登録 : 68
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480437686

作品紹介・あらすじ

編者苦心の末、発掘した1970年代から80年代の雑誌掲載のみになっていたミステリ短篇を中心に再構成する文庫オリジナルの貴重な作品集。

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/771203

  • 一応ミステリ短編集といっていいのかな。普通に「ミステリ」と思って読むと肩透かし感のあるものも多いのですが。だけどミステリではない、とも思えないなあ。異色ミステリというのにふさわしいのかも。
    お気に入りは「板敷川の湯宿」。今までの雰囲気で読んでいたら、ここでぞくりとさせられました。滑稽と思えないこともないけれど……いや、やっぱり思えないかも。
    「なぜ門田氏はトマトのような色になったのか」、タイトルからして気になります(笑)。これが一番ミステリとしては王道路線だったかな。だけどいろいろ常識外れで突き抜けちゃってるなあ。

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著者プロフィール

田中小実昌(たなか・こみまさ):1925年~2000年。小説家、翻訳家。戦後、復員後、東京大学中退。テキヤ、バーテンダーなど様々な職業を経て、小説家、翻訳家となって活躍。無類の映画好き、酒場好きとしても知られる。

「2023年 『ひるは映画館、よるは酒』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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