死んでたまるか ――団鬼六自伝エッセイ (ちくま文庫 た-99-1)
- 筑摩書房 (2023年1月12日発売)
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感想 : 6件
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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480438577
作品紹介・あらすじ
驚く程に豊かで、強く、愛おしい。「文学界の異端児」が綴る無二の人生――エッセイの名手としての輝きに満ちた傑作が待望の文庫化! 解説 黒岩由起子
感想・レビュー・書評
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うーーーん あんまりすきではなかったかも
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すっごく面白かった。
何度もこれ本当にエッセイ?創作なのでは?と思い
ネットで検索してしまった。
そしたらちゃんと有名人との絡みはウィキペディアにも載っている本当の事だった。
そうやって「これって本当の事?」と思ってしまうぐらいに凄い人生が読めるのだ。
団鬼六というとSM小説の代名詞のような人だけど
エッセイがこんなに面白いなんて読まないと損だと思う。 -
自選エッセイ集。著者の人生の流れにそって読み進められるように配列されています。つくづく、人好きのする方だったんだなあ、と感じました。著者は言わずと知れたSM小説の書き手ですが、人と人との繋がりそのものを心底楽しんでいる様子が文章の端々から滲み出ています。でもどこかにそんな自分自身を客観視しているところもあって、それが作家たるものなのかもしれません。吉野家でお銚子を傾けつつ店内のお客さんたちの言動を楽しむ「牛丼屋にて」(pp188-200)に、著者流人生の味わい方の真髄があらわれています。
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