ひるは映画館、よるは酒 (ちくま文庫 た-41-10)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480438621

作品紹介・あらすじ

3本立て、入替無し、飲食持込み自由、そんな映画館を愛した著者が綴った昭和のシネマパラダイス!文庫オリジナル・アンソロジー。解説 荒島 晃宏

感想・レビュー・書評

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  • 昭和50年代前半、ある映画狂の日常~田中小実昌アンソロジー『ひるは映画館、よるは酒』~|アンマchan|note
    https://note.com/innyounokouyou/n/nf7560fa53d84

    筑摩書房 ひるは映画館、よるは酒 / 田中 小実昌 著
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480438621/

  • 街のあちこちに映画館と酒場があったあの頃。3本立て、終日入替無し、もちろん全席自由、持込み飲食OK!たまに意外な小動物も出没……。コミさんの愛称で知られた著者が、今日もバスに乗り、弁当を買って、映画館の暗がりに潜り込む。終われば酒場へゴー!映画と酒への思いがあふれるエッセイを選んだ、ちくま文庫オリジナル・アンソロジー。

    以前に元の本は読んでいたが、読み直したかったので、このアンソロジーはありがたい。一番映画館で観ていた時代の作品名が懐かしい。

  • 理想の生活ですね。

  • まだ映画館で3本立て上映が行われていて一日中いても怒られたりしなかった頃、まだ映画館にそこらへんで買った弁当を持ち込んで食べながら観るのが普通だった頃、まだスクリーンに向かって掛け声をかけたりするのが当たり前だった頃の、日がな映画館に通い、その後酒場に通う日々の記録。初出誌が『ウイークエンド・スーパー』だったりして、なんだか読んでてクラクラしてきました。

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著者プロフィール

田中小実昌(たなか・こみまさ):1925年~2000年。小説家、翻訳家。戦後、復員後、東京大学中退。テキヤ、バーテンダーなど様々な職業を経て、小説家、翻訳家となって活躍。無類の映画好き、酒場好きとしても知られる。

「2023年 『ひるは映画館、よるは酒』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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