- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480439086
作品紹介・あらすじ
機知横溢で完璧な構成美、意外な結末と小説としての面白さを求めたミステリ作家佐野洋の知る人ぞ知る傑作ショートショート集が完全版で復活。
感想・レビュー・書評
-
天野さんのイラストが描かれた表紙で思わず購入。クスッと笑えるショートミステリ集で、見習いの天使の視点で描かれた人間界の伝聞話が収録されてます。
ミステリや謎解き、話の裏を描くオチがあって、分かると痛快。見習い天使によるミニ解説がついてるので、オチが分からないというのは少ないのでは。だから安心して読めます。
不倫や不貞、殺人など穏やかでないテーマも多いから、大人が読む短編集って感じでしょうか。息抜きに1話ずつ読むのがおすすめ。寝る前に1話というのもあり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすい
難しい言葉が多い -
佐野洋さん凄いなあ。良く考えられていて面白い。
良くこんなに面白い色んなはなしが思い付くなあ。
なお、天使は狂言回し。話の最初と最後に出てきてお話には直接出てこない。でも、いないとさびしいと思う。そんな感じ。ミステリショートストーリー。
個人的に表紙イラストは解説読み終わったあとだと宮永さんが良かったなあとちょっとだけ思いました。 -
見習い天使というタイトルに惹かれて購入。
ほんわかした優しい物語とおもいきや、男性にウケそうなショートミステリーでした。
1話毎にオチがあり、クスッと笑いながら読みました。
次第に作者の考えていることがわかり、オチが想像できましたが、それも楽しみの一つになっていました。