ナチズムの美学 ――キッチュと死についての考察 (ちくま学芸文庫 フ-49-1)

  • 筑摩書房
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本棚登録 : 108
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480511614

作品紹介・あらすじ

ナチズムに民衆を魅了させた、意外なものの正体は何か。ホロコースト史研究の権威が第二次世界大戦後の映画・小説等を分析しつつ迫る。解説 竹峰義和

感想・レビュー・書評

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  • ナチズムについて、そして「キッチュ」と死についてというタイトルに興味を持って手にした本。
    キッチュという言葉に馴染みがなく、最後までよくわからないまま進んだ。
    では何だったのかと最初に戻ったのだが、それでも何となくしかわからない。
    要するに、ナチズムの美学は何だったのかだろう。

    ナチズムって政治でしょとか、ナチイコールヒトラーと思う人が多いが、そこをもう少し簡単に説明できていたら良かった。

    文量は多く無いが、頭に入ってき難い内容で、連続性も感じられず、もう少し何とかならないのかと思う。
    全体の三分の一は原注である

  • 祝復刊

    『ナチズムの美学(サユル・フリートレンダー)』 投票ページ | 復刊ドットコム
    https://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=864

    筑摩書房 ナチズムの美学 ─キッチュと死についての考察 / ソール・フリードレンダー 著, 田中 正人 著
    https://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480511614/

    • 本ぶらさん
      これ、面白そうです(^^ゞ

      アマゾンの内容紹介を見ると、「ナチスに魅入られた大衆心理の意外な正体」ってあるけど、意外かなぁーってw
      ...
      これ、面白そうです(^^ゞ

      アマゾンの内容紹介を見ると、「ナチスに魅入られた大衆心理の意外な正体」ってあるけど、意外かなぁーってw
      AKBナンチャラとか見ていても、大衆って全体主義大好きじゃん!とか思っちゃう…、とか言ったら怒られる?(^^;
      2023/02/01
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      本ぶらさん
      猫もそう思う。美学と言うより何も考えずに簡単に迎合しちゃうでしょう。
      本ぶらさん
      猫もそう思う。美学と言うより何も考えずに簡単に迎合しちゃうでしょう。
      2023/02/01
  • サユル・フリードレンダー『ナチズムの美学』 社会思想社 1990.5の文庫化

  • 234.074||Fr

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著者プロフィール

ソール・フリードレンダー(Saul Friedländer):1932年プラハ生まれ。ナチスの迫害を逃れて少年時代にフランスへ移住。テル・アヴィヴ大学教授等を経て、UCLA名誉教授。専攻、ナチズム研究、ホロコースト研究。著作は多数あり、代表作の二部作Nazi Germany and the Jews: The Years of Persecution, 1933–1939(1997年)、 Nazi Germany and the Jews: The Years of Extermination, 1939-1945(2007年、ピュリッツァー賞)が特に知られる。

「2023年 『ナチズムの美学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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