- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480689290
感想・レビュー・書評
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神社にまつわる行事や歴史などを扱った本。神社に関する行事を行っていても、由来や意味を知っていなかったりする。お参りや七五三、年祝いに節句などの儀礼は見よう見まねで行っていることも少なくない。しかし、作法や由来などを知ることでこれまでと違った感触で行事に関わることができる。
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https://opac.kokushikan.ac.jp/Main/Book?book_id=TS01503012&q=2&qt=0&qp=0&qv=50&qs=sort_title&qd=0
コンビニの数よりも多いと言われる神社。
身近にあるものの何故そこに?神社とはお願いするところ?
神様に得意分野がある?日本人は祭り好き?
神話を交えながら、神社にまつわる行事や歴史、参拝方法、また建築様式まで書かれた、神社の入門書とも言える本。浅生ハルミン氏の愛らしい挿絵でイメージしやすくなっています。
年明けには恒例!?の初詣。本書で見どころが分かると例年より楽しめるのではないでしょうか。
初詣でなくても、神社へのお参りのお供、外国の方からの質問や日本特有の行事についての説明の際にもおススメです!
正しくお参りして来年も良い一年を過ごせますように!! -
神社や日本の神にまつわる基本的な知識を、わかりやすく解説している本です。
神社の歴史と神話のなかの神々、そのほか参拝の作法や神社の建築様式、年中行事や祭りといった幅広い話題がとりあげられています。
神社は、われわれ日本人にとって身近な存在でありながら、ふだんあまりその歴史や行事について深く考えることなく、自然に生活のなかになじんでいるということがすくなくありません。そうしたごく平均的な日本人にとって、興味深く感じられる内容がまとめられており、たのしんで読むことができるのではないかと思います。 -
昔から生活の側にある神社ですが、そういえばなんとなくでしか知らないなあと思い手に取ってみました。
よくある疑問、的なことはこれ1冊で結構解決出来てしまう気がします。
色んな行事ごともちゃんと意味があって、内容を知った上で参加すると気も引き締まるのでは。
地元はとっても田舎で、実家にいた頃は季節ごとの行事を流れ作業のように体験していましたが、一つ一つの行事に触れるたび季節を感じておりました。
秋になると毎年神楽を見ていて、子供の頃は派手な鬼退治と大蛇退治が好きな演目でしたが、今見ると子供の頃とは違った楽しみ方ができそう。
思春期は田舎コンプレックスでしたけど、思い返せば昔ながらの貴重な体験をいっぱいさせて貰って、ありがたいなーと。大変でもありますけどね。 -
訪れた神社が多く載っていたので、楽しめた。
出雲のカタカナ名の神様について、興味深く読めた。 -
神道の歴史および神社についての入門書。
深く知りたい人には物足りないかもしれないが、そういえば神社ってなんなんだろう・・・というレベルの自分には浅さ、広さともにちょうどいい内容だった。
日本全国に神社が8万もあるということ(コンビニが5万だというからその数のすごさがよくわかる)、仏教の伝来によって「神社」の形ができたり神道式の結婚式というのはキリスト教の結婚式が取り入れられ始めてから形になったりと<外部の宗教>によってその形が定まってきたという面白い経緯、千木の形によって祀られている神様の男女がわかるということ、どれも知らないことばかりで興味深い。 -
神道のおおらかさを、丁寧に伝える良書。
パワースポット巡りやご朱印収集がさほど珍しい趣味ではなくなっている昨今、も少し神社や神道のことを知りたくなったら手に取りたい。