杉浦日向子全集 第6巻

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480701862

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  • 杉浦日向子全集第六巻 風流江戸雀
    筑摩書房

    ランダムに
    古川柳を読み込んだ短編漫画集
    発想自体が面白く
    ひとつひとつの小話も粋である

  • 江戸時代が、どんなだったのか?こんなだったら、平和だな。こんな艶っぽい話を描くのは、流石。こんな時代が、文化を育むんだろうな。

  • もういうことなし。
    全集でそろえるのが私の夢です。

  • 五七五(古川柳)の中に、江戸の人々の暮らしが表れている。
    たった一七音で表現するなんて、なんと簡潔で高度なことよ。

  • 収録された「風流江戸雀」「古川柳つま楊枝」「とんでもねえ野郎」の、どれもが名作なのでした!お江戸に生きる市井の人々の大らかさ、優しさがあふれています。

  • 粋な江戸人の生活・風習を再現した漫画。
    日向子先生が古川柳を紹介し、その川柳を元に江戸の風習・行事を解説している。

    決して豊かな生活とは言いがたいが、きっと楽しく暮らしていたに違いない。気楽な時代だと思う。


    堅苦しい話は一切ない。読んだらすぐに江戸時代にタイムスリップしてしまう。恐らく、読み終わった頃には立派な江戸人になっていると思う。
    江戸をこよなく愛する作者の、江戸への思いに満ちあふれた作品。おすすめ。

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著者プロフィール

杉浦 日向子(すぎうら・ひなこ):1958年、東京生まれ。1980年、「通言室之梅」(「ガロ」)で漫画家としてデビュー。1984年、『合葬』で日本漫画家協会賞優秀賞受賞。1988年、『風流江戸雀』で文藝春秋漫画賞受賞。1993年に漫画家を引退し、江戸風俗研究家、文筆家として活動した。NHK「コメディーお江戸でござる」では解説を担当。主な漫画作品に『百日紅』(上・下)『ゑひもせす』『二つ枕』『YASUJI東京』『百物語』、エッセイ集に『江戸へようこそ』『大江戸観光』『うつくしく、やさしく、おろかなり』『一日江戸人』『杉浦日向子の食・道・楽』『吞々草子』等がある。2005年、没。

「2023年 『風流江戸雀/呑々まんが』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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