7days in BALI

  • 筑摩書房
3.17
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本棚登録 : 179
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480803672

作品紹介・あらすじ

失踪した友人から届いた三枚の絵葉書が、「私」をバリの深奥へと導く。「シは有限の極み。上のドは無の世界。知覚できないものの世界をガムランが開く」宗教と音楽とむせ返るような自然。不思議な青年オダ。「ニュピ」にはミツコに会えるかもしれないという謎の言葉の意味は…?書き下ろし長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • 不思議な世界に引き込まれた。

  •  イメージとしてバリ島は、特別な、神秘的な感じを持っています。物語としても、その感じは十分ありましたが、いかんせん、主人公の性格というか、人となりが、たまらなく嫌いになりました。

  • この手の本はキライ。
    気持ち悪い。

  • 世界はひとつではない。
    Nowhere now here

  • ちっとも面白くない

  • ガイドブックに載らないバリツアー。
    213頁一昼夜で飛ぶバリ島七日間の旅。

    この物語がハッピーエンドであるのか、そうではないのか。Nowhere(どこでもない)とnow, here(いま、ここ)はそもそも階層を異にしており、対立もしなければ、ただ螺旋状に循環していく。主人公は身を削り幾度と意識を変遷させながらこの境地に至るが、文字情報のみで納得する読者は後にも先にも想定が難しいところである。個人的にはエッシャーの無限階段を思う。


    「お嬢さんも、空想家だね。それではさぞかし社会生活は大変だろう。病気にもなっちゃうわけだ。そういう突拍子もない考えはもう捨てたほうがいいね」(p203)


    トリップから日常への着地を欠かさない筆致は前著『コンセント』に於いても確認できるが、固有名詞の扱いにそれぞれの時代の匂いを感じる。

  • ランディさんぽい作品とおもいます

    バリ島には不思議な力があるとおもっていたけど
    実際あたしにはそんなに感じられなかったなぁ


    もっと感度を高めて またいきたい と
    おもわせてくれる

    バリを濃密に感じられる作品

  • 神秘主義?なのかなぁ・・・確かにバリはそんな空気がある場所だとは思いますが、あまりにぶっとび過ぎてて感情移入できず、かつ、ちょっと引き気味に読んでしまいました。案の定最後はくっついちゃうところもちょい安っぽさが・・・

  • ランディーワールドでした!!

    ニュピの日にバリに行きたかったなぁ~

    私も‛無’ゼロの日を体感してみたいです☆

    バリの神秘的な雰囲気、香り、音色を

    この本から味わうことができました。

    ガムランボール買ってきたらよかった。。。

  • 田口さんの作品は初めて。
    主人公と一緒にバリを彷徨い
    自分の目で見ているような感覚で読み進めました。
    ミツコとマホの関係も納得。
    この作品は
    読み手によって色々な捕らえ方が出来る様な気がしました。

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著者プロフィール

作家。

「2015年 『講座スピリチュアル学 第4巻 スピリチュアリティと環境』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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