- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480816726
作品紹介・あらすじ
「センスのよさ」は生きていくための切り札です。「暮しの手帖」編集長・松浦弥太郎が教える新しいあなたの作り方。
感想・レビュー・書評
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そもそもセンスとはなにか、センスを磨くには、などが書かれた本。
今はセンスが価値を持ち、お金を生み出しやすい時代だと思うから、自分も積極的に外へ出ていき、色々自身で経験して、それを社会へ循環させていきたい。
印象に残った言葉▼
・自分自身で体験した日々の感動や驚きがない人というのは、人とのコミュニケーションもとても薄いものにしかならない。「また会いたい」とは思えない。
・どうやって社会とつながるかこそが、仕事と生活の究極の目的
・自分の好みの縛られない場所に行くと「人ってこういうことを求めているんだ」とか「こういうことにお金を使いたいんだ」ということが分かる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
半信半疑で買ったけどめちゃくちゃ良かった
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センスを磨くには、本物に触れて真似てみることだという。美術館でアートに触れることもいいことだろうと思う。私もセンスがいいと言われるように、好奇心を持ち続けたいと思った。
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センスとは選択の質である。
失敗を経験すること。失敗しなければ成功の喜びを味わえない。失敗も成功もしないのが一番良くない。
考える。考えるとは書くこと。ひとりで考える時間をもつ。朝1時間、ペンと紙だけを机に並べて自分の頭に浮かぶ思いを考えとして書く。
ひとりでする。ひとりでさまざまな経験をする。ひとりなら失敗のハードルが下がるから。 -
素直に頷ける話から耳の痛い話まで。
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周りからセンスが良いと言われると嬉しい。
でもその言葉は色々なニュアンスが含まれてると常々感じていたが、松浦さんの説くセンスの良さというのは様々な観点から捉えていてどれも腑に落ちた。
自分以外を否定せずそれぞれの個性を受け入れること、たくさんの物に興味をもち、見て触れてセンスを磨くこと、時には勇気をもって変わることがセンスのよさにつながる。私はまだまだだ。 -
センスのいい人って憧れます。
センスが良くなりたいけど、私はセンスないしって思っていました。
でも、センスって自分で身につけていけるんだな。
松浦弥太郎さんの語りかけるような優しい言葉は、心に響きます。
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情報とは本来、自分が実際に見たものや体験したものだけ。
経験したことをはっきり自分の言葉で言える、これが情報というもの。 -
聞いたことではなく、自分で、経験することが大切
おすすめされたものは試してみる -
センスってめちゃくちゃ感覚的なものやと思ってたけど、しっかり語源化されててわかりやすかった。
自分にとっての"センス"に違う色をつけてくれた本。 -
センス、センスとは?
センスがいい人に憧れて購入。
センスって見えないからこそ、心の持ち用なんかなって本を読んで思った。
特に印象に残ったのが3つ。
一つ目、
値段を見て服を買わない。
これは結構いいセレクトショップ行くとやりがちな行動だ。値段を見てから買うか考える。最初は、素敵だなーって服を見に行くもすぐ値札ペロってやっちゃう。
けど、まずはどこがこんなに素敵なんだろとか惹かれた魅力を考えたいなと思った。高い理由にはそれなにりに理由がある。だからこんな高いのか〜、素敵なはずだって思えるようにしたいな^_^
二つ目、
書くこと。
日記を書くことはあるけど、自分の少しの心情しか記してなかったから、整理するためにも日記以外のところでちゃんと文章にしていきたいなと。
書くことは考えること。ハッとさせらた。私もなんでも知っている人よりもなんでも考える人になりたい。
三つ目、
本物に触れる。
30手前。読書してこなかったから焦って今になってジャンル問わず本を読んでいるが、本物に触れるってことも意識してやっていきたいな。
まずは身近な美術館から。あとは本にも書いてあっけど、重要文化財。
情報過多な世の中だからこそ、自分が体験して言葉にすることが価値があると学んだ。
最後に、自分が読んでいてスッと入ったフレーズは
「正常と異常が同居」
これって、モテる人のことじゃーん!笑
って思ったりも。バランスがいい人。
魅力を感じるものって、モノだけじゃないからね。モテたいわけじゃないけどこのバランスを持てる人になれたらいいね笑!
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読むと背筋が伸びる一冊。
何にでも興味をもって体験してみる松浦氏の姿勢は私自身も常に心がけていることであるが、実践はなかなか難しい。
今はネットで簡単に情報が手に入る時代なので、体験しなくてもある程度語れてしまったりするもの。
でも生の体験がないとやっぱり「浅いもの」で終わってしまう。そして語っている本人はそれに気がつかない。それはそのままその人の「浅さ」に繋がると思う。
知らなくて失敗する事もあるかもしれないけれど、それも大切な経験。失敗したからこそうまくいったときの喜びはより大きくなるし、説得力も増す。
説得力が増せば「センスは独り占めしない」の項にある通り、人に伝え、渡り、経済の活性にも繋がる。 -
勉強になることも、共感できることもたくさんで
この本に出会えて嬉しかったです
・食わず嫌いをしない
・目の前のことを一生懸命がんばる
・センスがいいなと思った人を研究し、まねる
このへんは、明日からでもすぐにできそう
やってみよう
シンプルだけど、やるかやらないかが、センスを磨けるかどうかの分かれ道なんだろうな
新鮮に自分の心に響く言葉にたくさん出会えた一方で、
なんとなく分からない部分もありましたが、
きっと明日読んでも来月読んでも、響く部分が少しずつ違うんだろうな
そんなことも気づくことができたので、
書いてあることを全部理解できなくても
この本の読み方としては正しいのだろうなと思います✌️ -
素敵すぎた!!!!!
失敗することが大切っていうのが心に響きすぎて感無量だった。
あとは今日の自分と昨日の自分は違うとか、、、
ぶれない一貫性のある考えとかを持ってるのが大事って思ってたけど、思い直すことだってあるし、過去の自分全否定して変わる必要もあるし、というのを知って、今を大切にするのが大事と改めて思った。
ただただ素敵すぎて、学ぶことが多すぎて、この本暗記したい、、 -
何度も読み返したい1冊。
センスの良い人になりたくて、手に取った。
しかし、そもそもセンスとは何か、何故センスの良い人に人は惹かれるのか、その問いに答えられない自分に気づいた。
なかなか長い旅になりそうだけど、まず勧められたことを試してみることを始めてみよう。 -
センスを磨くためには「心がけが大事」ということが柔らかく語られている。「『センスの良さ』とはとどまることをしらないバランス感覚」という下りは、どことなく腑に落ちるものがある。
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欲しい本が売ってなくて代わりに買ったら当たりだった。また会いたいと思う人はセンスのいい人。わたしもそう思う。
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エッセイってそういうものなんだろうけど、作者の「これです。」という考えが自分に押し付けられてる感じがして、途中で読み終えた。価値観が合わなかったからこのように感じたのだと思う。
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センスが良い人になりたい!と常々思っていた学生時代。笑
学校にも沢山センスが良い人がいたし、あの人センスいいなぁ〜と普段感じることはあっても、センスって何ですか?と問われたら自分の中で漠然とし過ぎていて答えがないなと思っていました。
答えを探してたどり着いた1冊。
結果、付箋を貼る手が止まらなかったです。
難しい言葉はほとんどなくて、とてもわかりやすい内容でした。
ただ、センスが良くなる方法として書かれていることがきっと人として当たり前のことなのに、私には難しいと感じてしまった…。
私はセンスが良いとはかけ離れているんだなぁ〜なんて悲しくなり、卑屈になり……(ゴニョゴニョ)
しかし、全部難しくてできないと言う感じではなく、日常で取り入れられることがたくさん書かれていました。
1度に全部は難しいから、1つずつでも生活に取り入れていきたいなと思います。
センスが良い人を目指して、入門します!笑
(★5つ付けたいくらい良かったのですが、少しだけハードルが高かったと言うことで、−1しちゃいました) -
「センス」とはファッションのことだけではない。それは、感じ方だったり、経験の捉え方だったり様々だと感じた。
大量生産のものに群がり、それがファストファッションだと決め付けられている傾向にある中、自分らしい、「センス」を身に付けたいと改めて思った。 -
・人に紹介されたものはとりあえず試してみる。
・自分の言葉、一次情報が大事。経験にこそお金を使うべきで、安く簡単に近道で手に入れようとしないこと。失敗を重視。一流のものに投資する。
・TPOに合わせた、周りから浮かない格好「実際何を着てたか思い出せないのが、センスがいい人」っていうの新鮮だった。
・社会の一員としての自覚、楽しいことを人に還元していく。独り占めしない。
・値段を見る前に、感動しきること。まず自分の気持ちに素直に向き合うことを大事に。
・10人いたら8-9人は選ばれるはず。選ばれない1人にならないこと。選ばれなかった責任は自分にある。
・重要文化財を見に行く。お気に入りのプライベートミュージアムを心のオアシスに。
・エッジの大切さ。角を持つ。
・「変」なものに魅力があり、恥ずかしいかもしれない内面をさらけ出すからおもしろさがある。
・両親は一番の手本。しかし女なら母、男なら父を見よというのは、なぜそれぞれ性別に基づいているのか?これはちょっと違和感あった。
・ずっと勝ちだとバランス悪い。八勝七敗くらい。
メモ:
・旧朝倉家住宅、旧安田庭園、根津美術館、原美術館、庭園美術館、日本民藝館
・志賀直哉のリズム -
実践すること
・苦手な人でも、その人のいいところを見つける。それを吸収
・自分が経験したものが情報。口コミやランキングはアテにしない(噂話も経験していないから会話に参加しない)
・ないことが美しい
・駆け込み寺的美術館をもつ -
あまり好みではなかった
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最後の20ページくらいから、より響くものがありました。
また読み返します。 -
感覚だったセンスについてを言語化された一冊で。今後に繋げてゆきたい点は
・人に勧められたことをとりあえず試す
・知らないことを素直に尋ねる
・自分の意思を忘れずに
読み終えて新しい発見があると感じるよりやっぱりなと自分を見つめ直す本です。 -
仕事で「保育のセンスがない」「若手の頃からセンスはあったの?」みたいな話題が出たり、「この先生は頑張っているけどセンスがないな…」と思ったりすることがあって、
そもそもセンスってなんだろう?
センスは伸ばせるものなのか?
と思っていたところ、この本と出会った。
選ぶ・判断すること、
お手本になる人や物をよく見たり聞いたり触れたりすること、
すなおに受け入れる姿勢、
いいところを見つけていく力をつけてたくさんのものを吸収していくこと、
経験したことをはっきり自分の言葉で言えること、
パーソナルスペースを瞬時に察知できる力、
自然にその場に馴染む力、
すすめられたことを試してみて情報を増やすこと、
一流のものを見て、聴いて、触れてみること、
失敗をたくさんしている人こそセンスがいい人…
頭と心の使い方のバランスがよい、というのは納得感がすごくあった。
「頭のなかにはいろいろなことばがそろっているのだけど、心の中には何もない人」と聞いて思い浮かんだ人がちらほら…そういうことだよね。
自分が経験したことだけで話をする→信頼関係が深まる→いっしょに何かを考えたい・その人から何かを学びたいと思う人=センスのよい人になる
というのは、自分の目指したいセンスのよい人像だなぁと思った。
見えないところを綺麗に…はなかなか出来ずぐさぐさきた。 -
本屋のオススメであったので。
センスと聞いて服とかを想像していたけれど、社会人としてどう生きるかについてがメインで書かれている。若いうちに読んでおくべき本。
重要文化財、意識して行ったことないなあ。 -
丁寧な暮らし入門
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P9 あるところから先の高いレベルに行くためには自分らしさを磨いたセンスを身につけるしかない
P12 センスとは選ぶ、判断するということ
P16 口コミ、ランキングに惑わされない→自分で試し、経験する 失敗してみることも大事
P26 常に自分とつながっている自分であること
社会貢献 社会の一員という意識を持って仕事や生活をしていく→自分本位の行動をするのではなく常に人のために動ける体制でいる
P28 身ぎれいに、気持ちよく、清潔に
P35 最初の判断を値段にしない
P44 相手に何かを求めるのではなくまず自分が選ばれる人になろう
P48 すすめられたことは試してみる
P76 なんでも考える人になる 外山滋比古「思考の整理学」「知的創造のヒント」