書物の喜劇

著者 : ラート=ヴェーグイシュトヴァーン 早稲田みか

• 筑摩書房 (1995年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

書物をめぐる信じられない話の数々。最高の知性によるとびきり愉快で無益な本。書物とはこんなにもおかしなものなのか。

感想・レビュー・書評

[探耽(たんたん)さんの感想 · 2011年11月3日]

古から今の莫大に生み出されてきた書物の、楽しく、そして恐ろしい喜劇です。
著者の飄々とした文章で、本に大して興味の無い方から本狂いの方まで幅広く楽しめる一冊。
そして読了して思うことがあります。
この書物もその喜劇の一部なのだと。