ジャングル・クルーズにうってつけの日: ヴェトナム戦争の文化とイメージ

著者 : 生井英考

• 筑摩書房 (1987年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[aiwaxさんの感想 · 2014年8月16日]

ベトナム戦争を文化的な側面から論じた評論集。ポップカルチャー的な面から文化人類学的な面、政治的な側面まで実に幅広く扱っており、読みごたえがある。個人的に気に入ったのはホーおじさんの話。興味深い人物らしいので、別途追及してみたい。

著者プロフィール

視覚文化論、アメリカ研究。立教大学社会学部教授。
著書に『ジャングル・クルーズにうってつけの日』（1987、2000、2016 岩波現代文庫）、『負けた戦争の記憶』（2000、三省堂）、『空の帝国 アメリカの20世紀』（2006、2018講談社学術文庫）など

「2019年 『ナチス映画論 ヒトラー・キッチュ・現代』 で使われていた紹介文から引用しています。」