金持ち父さんのファイナンシャルIQ

  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480863874

感想・レビュー・書評

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  • 貯蓄して、資産分散するため投資信託を行うという考え方は古い。
    今は通貨を動かし続けるしかない。
    通貨の価値は下がり続けている。
    基本的なファイナンシャルIQは次の5つ。
    ①よりお金を稼ぐ。
    ②自分のお金を守る。
    ③予算を立てる。
    ④レバレッジ(てこ作用)を効かせる。
    ⑤情報の質を上げる。
    今後の世界経済は安泰かはわからない。
    感情の高低をコントロールし、すぐに満足を求めない。
    つらいことあると、すぐやめるのは良くない。勝つまであきらめるな。
    あたらいて稼ぐより、資産を活用して稼げ。
    貯蓄、債権、投信は、価格の下落等により損をすることあり。資産から収入を得るようにした方が良い。
    銀行に預金するのではなく、賢く借金した方が良い。
    ブローカー選ぶとき、顧客に商品を勧めるだけではなく、ブローカー美羽からも商品を購入しているかを確認せよ。
    取引手数料を巻き上げようとするブローカーに注意せよ。
    就労所得、利子所得は税率が高い。ポートフォリオ所得、不労所得の方が税率低い。
    収入は自分の投資(自分自身が収入を生み出すこと)に一番に使え。例えば、資産を買ってそこからキャッシュフローを生む。
    レバレッジとは、少ないもので、より多くをすること。
    著者は家賃収入で利益を得ている。
    家賃を上げ、家電を貸してレンタル料を取り、造園や塗装等により物件価値を上げよ。
    資金繰り良い方が良い。
    トレンド大切。
    頭で考えるより行動した学べ。
    株への投資は進めない。

  • この人に関しては、最初の二作で全て書ききってしまっているような印象はやはりぬぐえない。ドナルド・トランプとの交流が深まって以来(?)、若干トーンが変わってきているような感じも受けるが、本書も基本的な内容はこれまでのものとほぼ同じ。ちょっと興味深かったのは、これまでにやってきたことの具体例がいくつか語られている部分で、どうも不動産を購入した後、評価替えをした後リファイナンスして、値上がり益で頭金を取り戻し、次の物件に手を出すというのが初期のルーチンだったようだ。(やっぱり。。。)・キャピタルゲインに投資をするということはそれが上がるか下がるかという「意見」に基づくことになる。インカムゲインに投資をすることは、そこからのキャッシュフローという「事実」に基づく。「意見」は事実であることもあるし、そうでないこともあるので、見極めてから行うことが重要だ、というような言い回しはさすが。・20万ドルのベントレーを買おうと思ったとき、普通の人は手持ちのお金で購入してしまうが、ファイナンシャルIQが高い人は、その資金を運用することを考えるんだそうだ。著者の場合は、運用の専門家にこれを任せ、「ベントレー資金」として八か月で20万ドルを45万ドルにした後、5万ドルを手数料として支払い、20万ドルでベントレーを買ったので、初期の資金がまるまる残ったという。だったらそのペースで運用してもらえば20年ぐらいで米国のGDPを超えるところまでいけそうに思うのだが。。。■大事なのはお金の問題に対して正しい「答え」を持っているかどうかではなく、それに対処するための「能力」をもっているかどうかだ。金持ち父さんもこう言っている。「『答え』は過去に関するもので、『能力』は未来に関するものだ

  • ファイナンシャルインテリジェンスという言葉を知り,改めて学校での勉強だけで金持ちになるかどうかが決まらないということが分かった。不動産投資が一番よさそうである。ファイナンシャルインテリジェンスを高めるためには,学ばなければならない。父親が言っていた勉強ができる子は公務員,2番手は勤め人,3番手は商売人というのが実感できた。父親は肌感覚で分かっていたのだろうか。もっと話をしたかった。

  • ファイナンシャルインテリジェンスの基本的な考え方が得られる本。古い本なので、この本に記載されている知識が、どこまで有用性があるかわからないが、非常に価値があると思っている。日本ではこう言ったファイナンスを勉強する術がなく、怪しい情報商材が多い。この本は基本的な考え方を学ぶのには適しており、信頼できる。

  • 左脳で論理的に理解し、右脳で独創的な解決策を考え、潜在意識脳をワクワクした気持ちで満たし、行動する!

    勇気をもって行動し、
    フィードバックに注意深く耳を傾け、自分を変えていく。

  • 『金持ち父さん』シリーズの作者が書いた。この続編は、書かない方がよかったのでは…。

  • いまはアメリカ大統領になっちゃったドナルド・トランプが前書きを書いているのが面白い。
    2008年出版の本なので、あくまで不動産屋さんとしてのトランプさんだが。

    ロバートキヨサキとは、つくづくビジネスのうまい人だと思う。
    まったく新しい領域で本を書くのではなく、これまでと同じ領域を繰り返し、繰返し書くのだ。
    すこしだけ新しいこと、ほとんどこれまでのおさらい。

    それでも印象に残ったことを書いてみる。

    政府は助けてくれない。
    この世の中お金は自分で守れ。
    守るためにはフィナンシャルリテラシーだ。それは、フィナンシャルIQで測ることができる。
    ①より多くのお金を稼ぐ
    ②自分のお金を守る
    ③予算を立てる
    ④レバレッジを効かせる
    ⑤情報の質を上げる

  • お金の問題に積極的に取り組むこと。人をお金持ちにするのは情報と知性であること。これだけでこの本を読む価値があったかなと思う。あと、バフェットの言葉の、投資の分散は無知への防御策だ。というのも腑に落ちた。
    勉強しよう。

  • ・ミラーニューロンを活用する
    ・類は友を呼ぶ
    ・何が一番の才能か
    ・ファイナンシャルリテラシーを身につける
    ・自分から笑って場の雰囲気を変える、難しいが

  • 久しぶりに、ロバートキヨサキの本を読んだが、以前よりも内容に共感する事が増えた。起業するには、無知と勇気、問題を克服する事で自分をレベルアップする事が出来る、そこに時間を費やしているか?多くの人は、現状維持に理由をつけて、今と同じ立場にいる、その方が確実にラクであるし、多くがそこに甘んじている。金持ちになるには、金持ちになる考え方と行動が必要だ。

    不動産投資がメインの内容かと思っていたが、ESBIのクワドラントの考え方と仕事への取り組み方について語っていた事が、意外であり面白かった部分。

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著者プロフィール

世界中の数千万人の、お金に対する考え方に挑戦し、それを変えてきた。彼の主張はしばしば伝統的な知識と対立するが、そのストレートな語り口と、大胆で時に不遜な発言は、多くの人々の支持を集めてきた。キヨサキは今日、ファイナンシャル教育の情熱的な推進者として世界中で認知されている。

「2019年 『金持ち父さんの「これがフェイクだ!」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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