母と娘はなぜ対立するのか (単行本)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480864673

作品紹介・あらすじ

母と娘が対立するのは、実は女性が生きづらい社会のありかたと関係するのではないか。体験をもとに戦後の高度経済成長期から#MeTooまでの流れを読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • フェミニズム論、なのだけれど。おそらく、社会ごとにどこを抑圧して成り立つかのくせみたいなものがあって、それが家庭の女性なんだろうな。どうやってうまくこの社会で生きていくか、あるいはどう外すかを考えるのに、とても分かりやすい。

  • 阪神古書ノ市で購入。タイトルからは個人的な関係性の話を想像したけど、日本社会で女性がどうあるべきと規定されてきたかというところとすべて地続きなのであった……

  • 知りたいことが全て言葉にされていたような感覚。読んでいて自分と重ねて気持ちが重くなることもあったけど、きっと知っておいた方がいいこと。

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著者プロフィール

作家・生活史研究家。1968年兵庫県生まれ。食のトレンドと生活史、ジェンダー、写真などのジャンルで執筆。
著書に『日本外食全史』『家事は大変って気づきましたか?』(以上、亜紀書房)、『ラクしておいしい令和のごはん革命』(主婦の友社)、『昭和育ちのおいしい記憶』『うちのご飯の60年 祖母・母・娘の食卓』『「和食」って何?』『昭和の洋食 平成のカフェ飯 家庭料理の80年』(以上、筑摩書房)、『料理に対する「ねばならない」を捨てたら、うつの自分を受け入れられた。』(幻冬舎)、『料理は女の義務ですか』『小林カツ代と栗原はるみ』(以上、新潮社)、『なぜ日本のフランスパンは世界一になったのか』(NHK出版)など。

「2023年 『大胆推理! ケンミン食のなぜ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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