老いを生きる暮しの知恵

著者 :
  • 筑摩書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480877819

作品紹介・あらすじ

物忘れにどう対処する?一日でも長く今の生活を維持するには?子どもが遺産でもめないために…など、70代になったからこそ見えてきた、具体的な40の提案。

感想・レビュー・書評

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  •  1930年生まれ、南和子さん70代後半の時の書。60代の老いと70代の老いは違う。私もそう思います。「老いを生きる暮しの知恵」、2007.3発行。①物忘れ対策として、夫と自分の予定をカレンダーに、郵便物には受領の日付を、家のあちこちにメモ用紙と筆記具を。②頼み上手になる ③毎日歩く、一人で外出。毎日同じことをすることで体調がわかる。疲れたら息を抜く、休むことも大切 ④人間最後はひとり。葉書で便りを、電話で会話を。

  • 70代後半の元大学講師&生活評論家の高齢生活エッセー。高齢者といっても年代、そしてそれぞれの人の健康度、心情によって千差万別だ。高齢者夫婦のふたり暮らし、買い物・洗濯・食事などの日常生活は人の手を借りないと維持できない。瑣末なことでも生きていくのはいろいろ大変。自分の時間を作るため毎日喫茶店に通うのは素敵なことだと単純に受けとめてしまうが、ご本人はいつまで歩けるか、外出できるか日々新鮮な思いでいることで自分を試しているとのこと。若い人が読んで欲しいな。

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