- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480877925
作品紹介・あらすじ
格差社会に反乱を起こし、貧乏人が勝手に生きるための前代未聞の生活術。
感想・レビュー・書評
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お金を使わずに生きる生活面の知恵から反乱の起こし方までの実用書。著者の34歳までの年譜付き
悪ノリして騒ぐ部分には眉をしかめてしまうが、
そもそもの既存の社会自体がおかしいということに気づかせてくれる。
デモや選挙などで遊んでしまおうという発想や行動力には関心が湧く。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
タイトル負けしている。
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確かに著者の行動力は凄いとは思うものの、そこはかとなく感じる"素人の乱"への抵抗感は彼らが"ゲリラ"だということなのかもしれない。
例えば「家賃をタダにしろデモ」。
家主となっているからといって資本家だとはかぎらないし、東京で何万円もする家賃が払えないのであれば、実家に帰ればいいのにと思ってしまう。
評者は高円寺で生まれたので、家賃をタダにしろと言われている人たちの顔が思い浮かぶ。
その人たちの毎日の生活圏の中で騒ぎ出し、金払わねぇぞと声高に叫ぶ様を傍若無人と感じる感性は間違っているのだろうか?
そうすると、題目に"逆襲"とあるようにあれはデモではなくテロだったのかもしれない。
そこまで追い込まれてしまう状況については真摯に考え、対応していかなくてはならないと思うが、それが免罪符になってもいけない。 -
少ないお金で暮らす系の本を読みあさっていますが、こちらはちょっと違った。デモとか集会とか、やる気まんまんの貧乏人だ!
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ええじゃないかから連綿と続くであろう貧乏人の騒ぎとそれを合法的にやったりサポートするスポンサーなりに考えながら読むと面白い。4章の勝手に生きてるやつらのちょっとしたふざけたお店紹介も素晴らしい。 「素人の乱」を知って、高円寺南口ではよく降りるが北口周辺も見てみようと感じた
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やっていることの善し悪しはともかく、端々から「楽しんで生きてやる!」というメッセージが聞こえてきて読んでいてとても痛快でした。そしてこの一説「…金の使い道まで全部決められちゃってる世の中に、まんまとはめられて、それで喜んでるなんてほんとうに模範囚と言うか、ただのアホ」…
さ、これからどうしましょ? -
路上鍋なんて森見登美彦の世界だけだと思っていたが、現実にやっている人がいたとは。こういう生き方している人がいても面白いなと思う。
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これはいてもたってもいられなくなる!
路上がお祭り騒ぎになる興奮。読む起爆剤。 -
☆☆$$実用書ではないが、著者のぶっとんだ行動は読んで面白かった。$$真似したくはないが、あこがれる大学生活だとは思った。$$
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BOOKOFFで100円やったので、テンションあがって購入。
「はじめに」のとこの松本哉節とも言える部分がすきやなー。
もう、それ読んだだけでラクんなった気がした。
だって笑えるねんもん。