- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484081038
感想・レビュー・書評
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元サムスンのマーケッティングトップの本。軍隊型組織代表のサムスンの思想が紹介されている。その中でも一際目を引いたのは、「人は成長をやめたら、生きる価値がない」という言葉。いやはや、恐ろしいが、日本企業の強さもこのような厳しさを基にして形成されて他に違いない。悔しいが、サムスンを見習いたい。
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佐藤徹二さん、おすすめのサムスンの成功習慣が書かれている本。飽くなき向上心、意欲的な活動を行うためのコツが多くかかれている。いつか再読すべき本。以下抜粋
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・組織がすべきことは彼らの中にある「情熱」を引き出すこと。もともとありもしない情熱を無理やり吹き込むことではない。
・未来は強者にチャンスを、弱者に脅威を、準備のできた人にはチャレンジを与える。
・時間の歩みは三種類。未来はもたつきながらくるし、現在は矢のように過ぎるし、過去は永遠に止まっている。
・危機感がなくなると、没落が始まる。
・城を築いて暮らすものは必ず滅び、絶えず移動するものだけが生き延びる(チンギス・ハーン)
・あることに強く反対することは、強く賛成することと変わりはない。
・自分を売ることができなければ、この世のほかのどの商品も売ることができない。まずは自分を勝てる商品に作り上げろ。
・新しい価値を作り上げる4要素
1.削減(標準以下に抑えなければならない要素)
2.向上(標準以上にしなければならない要素)
3.除去(当たり前と考えられているもののうち、削除すべきもの)
4.創造(まだその業界内で提供されたことのない要素)
・プロとアマチュアの違い
プロ:実力において起伏がなく安定
アマ:外部の環境状況に影響を受ける
・5%の成長は不可能でも30%成長は可能。5%ならば過去の延長のやり方になるが、30%であれば根本から変える必要が出てくるから
・ハッピーコール:客先に電話をかけて満足度を確認する顧客サービス活動
・失敗と成功は同じ顔をしてやってくる
・マーケティングがするべきことは、営業がなくても自然と売れるようにすること
・顧客満足度の原則あ
挨拶、朝会、清掃、容姿、電話対応
・挨拶は形式ではない。相手の存在を認め尊重する行為
・一生の計は若いころに、一年の計は春に、一日の計は朝に。 -
この会社は個人的に好きになれない。
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「サムスンの」とあるが、チョン・オクピョウ氏によるWinning Habbit「勝者の法則」の本。
マーケティングを仕事とした人の書いた物だが、広く学び、実戦を通じて得た「法則」のすべてが私自身の「法則」と符号、一致する。
とても共感を覚えた。読みやすくとても良い。人に勧められる本だ。 -
・リーダーにもっとも必要なものは、情熱。
・メンバー全員が、リーダーが何を目指しているかしっている。
・勝つ習慣を持つ人に自分に弱い人はいない。
・リーダーは常に危機意識を持たせる必要がある。 -
サムスンの店舗出身のマーケティング者の本
巻頭から
私は 仕事も人生も すべて習慣によって決まることを痛切に感じた
優勝経験のある人が繰り返し優勝し 勝ったことのある人が続けて勝つ
勝つ習慣 勝つ事への執念を持った人は 取るに足りないような些細なことにも
全力を出しきり最後までやり通す
習慣の重要性を唱えている
では どんな習慣なのか? が本書につまっている
主に販売店舗で有効と思われる内容だったと思う
訳者 蓮池薫
どこかできいたことが。。。とおもったら
拉致問題のあの蓮池氏であった
マーケティングを マーケッティング
と一般の日本語訳に見られない部分もあったけど
文体の統一感といい よく和訳されていると感じた
ところどころ 韓国と日本との違いを感じつつも
方向性として よいことを言っている本だと思う。