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- Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484931036
感想・レビュー・書評
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民衆のアメリカ史 (中)
(和書)2013年03月12日 23:14
ハワード・ジン 阪急コミュニケーションズ 1993年3月
階級闘争の話です。
バーグマンとかエマ・ゴールドマンとか無政府主義者の話が印象に残った。そういえばMaydayってアメリカの無政府主義者から来ているんだって佐藤優が言っていたのを思い出した。そういう経緯が書かれていてそういうことを教えてくれる人がボクの周囲にはいなかったのでこういう本を読む機会があってよかった。
相互扶助による連帯と団結を分断するようなものは滅びてもらわなければならない。しかしボクは討ち滅ぼしを受けたけれど世界すべてと矛盾しても自分自身に専心するという相互扶助の前提のような思考をしていた。だからあれは討ち滅ぼしというより抑圧であり抑圧されたものの回帰としてボクは今あるのだろうと思う。
・・・浪費と不平等を生み、人間の必要よりも利益を優先させる--が生き残った・・・
・・・非常に富める者だけが安全という本質的に無秩序な体制、一部の富裕層の支配を不変の原則とする・・・
そういうものは滅びて貰いたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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