- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784484981062
感想・レビュー・書評
-
■80対20の法則
・仕事の80%は、費やした時間の20%から生まれる。
・売上の80%は、20%の製品、顧客が占める。(利益も同様)
■パレートの発見:必ず不均衡が生じる
・80対20の法則の基本原理
→1897年、イタリアの経済学者ヴィルフレード・パレードが発見
・原因と結果、投入と産出は不均衡
■フィードバック・ループ
・カオスの理論
・最初はごく小さな動きだったものが、次第にその影響力を
増していき、最後に予想もできなかった結果をもたらすが、
あとで振り返ってみれば、理由を説明できるもの。例)マイク
■50対50の思考をやめる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かの有名なパレートの法則をビジネス、プライベート問わず
活用して充実した人生を・・・みたいな本
80のアウトプットは20の労力から産まれるのだから
効率よくやりましょうね、ってな感じ
いわゆるビジネス書 -
本日ご紹介する本は
イタリアの経済学者パレートが
発見したとされる「80対20の法則」を、
ビジネスあるいは人生に当てはめて
考えた1冊です。
前回紹介させていただいた本
「社長が知らない 秘密の仕組み」
の顧客ポートフォリオマネジメントの
仕組みの中でも、この「80対20の法則」
の考え方が基本にあります。
一番影響力の大きい、小さな部分から
取り組んでいくこと。
そのためには、まず
現状の把握と、何が影響力の大きい20%で
何がその他の80%なのかを分析する必要があります。
この分析手法が、前回の
顧客ポートフォリオマネジメント
でした。
しかしながら、この考え方は
マーケティングだけではなく、
ビジネスにおいては
①戦略、②品質、③コスト削減と改善、
④マーケティング、⑤販売、⑥情報テクノロジー、
⑦意思決定と分析、⑧在庫管理、
⑨プロジェクト管理、⑩交渉
とあらゆる分野に応用できます。
また、ビジネス以外に
我々の人生生活においても
この考え方を適応することで
より、幸福な人生を送ることが
できます。
そのためにはまず、考えることが重要です。
本書の中でも
「ほとんどの人が、自分の幸せについて
じっくり考えたことがない」
「行動を減らしたほうがいい
行動は思考を追い出す」
と書いてあります。
ほんとうにその通りだと思います。
自分も日々の生活のなかで
自分や自分の周りの幸せや、生活の改善方法、
あるいは、仕事や職場の改善方法について
じっくり考える時間を取っているか?
と、振り返ってみますと
寂しい限りです。
長時間、必死に働く人は
まじめでいい人のように感じますが
ときには、行動するのをやめて
じっくり考える時間を
定期的に取る習慣を、
ぜひ身につけたいと思います。
皆さんはどうでしょうか。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「パレートの法則」=「80対20の法則」をうまく活かせば、驚くほど改善する
80%の活動から、20%の活動へ資源を移していく
明日の20%の種は何処にあるのかを探せ
20%に成長し80%の成果を出すようになる1%を探せ
ほとんどの人は、自分にとっても、他人にとっても価値のないことに、たくさんの時間を費やす
行動を減らしたほうがいい=行動は思考を追い出す
時間の不足を嘆くのではなく、時間の無駄遣いを嘆くべきだ
自分には簡単にできて、他人は簡単にできないことは何か?
成功する秘訣は怠ける能力を磨くこと
不幸に見舞われたとき、それを不幸と感じないようにできる=それは意思の問題である
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆目次◆
第1部 80対20の法則―理解と利用法
第2部 実践・ビジネス篇
第3部 実践・生活篇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/587ca31eda26b086.png -
タイトルだけでよかった
-
○収益性は複雑を嫌う。事業が複雑になるにつれて、利益率はどんどん落ちていく。(97p)
○幸せな人と恋におちる-それが、幸福への早道だ。(279p)
★最終章が良い。 -
製品の上位20%が80%の利益をあげている というもの。
こんなに有名な80対20の法則(パレートの法則)だから、もっと端的にスッキリと、ピンポイント的に書かれている本があるはず。
それを見つけて読みたい。 -
法則によれば読むに値する80%は
執筆時間の20%で書き上げられるとわかっていても
過剰な努力をしたと語る作者の努力が無駄になっていない
20%以上の得られるものがある本。
パレートの発見、必ず不均衡が生じるのだからそれを利用しよう
「幸福の島」「不幸の島」「まずまずの幸せという海」
「達成の島」「達成の砂漠」
を思い出し共通点をさがす。
今日までに成し遂げたことの80%が、努力の20%から生まれた?
その20%についた考えてみる。
時間を使うときは考える
・それは常識から外れているか
・時間の効用が何倍にも高まるか -
2010年8月再読。久々に読み返したが、色々な物に手を出し過ぎているのが、思うような成果が得られていない原因なのかなと気づかされた。
-
「企業の80%の利益は20%の優秀な社員が生み出す」で有名なパレートの法則を仕事や私生活で生かす為のアイデアが書かれてある。
企業の利益の生み出しかたから、友人関係などまで幅広く応用法が書かれてあるが、要は「何事も統計をとって最も効率の良い努力をしろ」ということがかかれてあるだけだと私は感じた。だとすればそのようなことが書かれた書籍は他にもたくさんある。
また、利益を効率的にあげろといっているが、優良企業ほど企業の存在理由が利益を上げることではないはずだ。それは勘違いしてはいけないところだと思われる。
面白い事例が何点か書かれてあるので、一読の価値はあると思われる。