人新世 ―科学技術史で読み解く人間の地質時代―

著者 :
  • 東海大学
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (401ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784486022008

作品紹介・あらすじ

戦後、世界人口は25億人から75億人に増えた。人間活動の加速は地球に大変化をもたらし、同時に人間自身も大きく変わろうとしている。
この地球史始まって以来の激動の時代、人新生を科学技術史から読み解き、未来を切り開くための知の力(リベラルアーツ)の必要性を示した必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • 人新世 平朝彦 東海大学
    科学技術史で読み解く人間の地質時代

    タイトルからして難しそうである
    紙が良いせいか重たいし
    横書きで字が小さすぎて読みにくい
    明らかに若者のみを想定した本のようだ
    それでも挑戦して読み始めてみた
    文章は極めて簡潔されており読みやすく
    内容も深く広く納得いくのだが
    あまりに整理されすぎており
    逆に疑わざるを得ない気もする
    人心の不安や恐怖からなる
    競争原理について触れていないことにも
    ワザと避けているのでないかと
    疑問を持たざるを得ない
    いずれにしても面白く読める本であるが
    温暖化問題を始め
    日本で言う国連一辺倒であるし
    丸呑みしない方がいいと思う

  • ふむ

  • 序章 地球・人間・機械―俯瞰的見方の重要性
    第1章 人新世―人間の地質時代
    第2章 イノベーション駆動型経済の光と影
    第3章 気候変動の実態―もう戻れない?
    第4章 地球環境と人間社会―共生への挑戦
    第5章 私たちは何ものか―地球生命・人工生命としての人間
    第6章 アメリカ大陸の人類史―食をめぐる興亡
    第7章 エネルギー・食料・都市―アース・ソサエティ3.0への道
    終章 大きな物語の創新と私たちの役割

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著者プロフィール

東海大学教授・海洋研究所長。国立研究開発法人 海洋研究開発機構・顧問。東京大学名誉教授。
四万十帯および南海トラフを中心としたプレート沈み込み帯の付加作用の研究で地質学に新分野を創生。地球深部探査船「ちきゅう」を用いた深海科学掘削に参画、海洋地球科学で最先端分野と学際領域の開拓を目指してきた。

「2022年 『人新世 ―科学技術史で読み解く人間の地質時代―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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