北欧神話

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  • 東京書籍
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784487750474

感想・レビュー・書評

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  • 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18356

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN02645330

  •  なぜ北欧神話を読みたくなったのか思い出せない。たぶんラグナロクとかを耳にして詳しく知りたいと思ったような…。ネットで調べるとこの本がよくまとまっているということ。絶版本なのでアマゾンで古本を購入。
     ギリシア神話のように人間らしい神々のエピソードがたくさんあるのかと思っていたが、北欧神話は現存資料が少なく分からないことが多いらしい。この本は断片的な資料を体系づけてまとめていて著者の苦労は計り知れない。資料が矛盾していたり、同一のことを言い換えたりなど、この本の中で解説されていても分かりにくい。特にデンマークの伝承は神が人間化していて史実に入ってくるなどして解釈が難しい。デンマーク伝承は神話とは別物と理解するべきなのだろうか。
     全体的に説明不足な観があるが資料の少なさから致し方なしか。冒頭は特に何も分からないために混乱した。中盤、終盤は繰り返し出てくる人物、エピソードが頭に残っているおかげで段々分かってきた。最後にぶっつり終わってしまったのが残念。著者のまとめが読みたかった。構成としてストーリー仕立てではないので物語を期待していると肩透かしを食らうが、最初から資料をそぎ落とした物語としての北欧神話を読むよりも良かったかもしれない。これからそういう本を読んだときに著者はどういう解釈をしたのかを知ることができるから。

  • カワウソの賠償が、ヴォルスンガ・サガ、ニーベルンゲンの歌へと続きます。

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