タカハシさんの生活と意見

著者 : 高橋源一郎

• 東京書籍 (1996年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書はタイトル通り、「タカハシさんの生活と意見」を満天下に公表せんと編まれたものである。だが、本書中の「タカハシさん」と、その筆者である高橋源一郎氏はきわめて似た人物とはいえ同一ではない。筆者は、架空の遊民タカハシ氏の言動を通して、このせちがらい世界で自由に生きることの尊さと困難さを抽出せんとしたのである。タカハシさんは、筆者の理想像なのだ。

感想・レビュー・書評

[ytkssnさんの感想 · 2019年5月22日]

35219

[無常さんの感想 · 2015年3月30日]

独特の文体は読んでいて体の力がぬけるような心地良さがある。
野球や文学についての論考は知らないのでとっつきにくかったが、純粋なエッセイの部分は楽しく読めた。
タカハシさんって面白いおじさんです。

[もりさんの感想 · 2013年8月23日]

2013/8/23購入
2016/10/23読了

[gakk11さんの感想 · 2009年3月3日]

読書猫「我輩」と「タカハシさん」のくだらなく哲学的なやりとりは、さながらダグラス・アダムスのSFのようです。

[孫悟空さんの感想 · 2006年6月11日]

笑えます。エッセイのなかでは、かなり好き。

著者プロフィール

作家・元明治学院大学教授

「2020年 『弱さの研究ー弱さで読み解くコロナの時代』 で使われていた紹介文から引用しています。」