- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784487791750
感想・レビュー・書評
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スコーン以外はあまり作りませんが、読み物としてはなかなか面白い。
英国料理に対するイメージが変わった一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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昔、クリスティーなどの本に出てくる料理がどんなものか知りたくて買ってみた本。料理のカラー写真あり。一応この中では、ラム肉が手に入らないので豚肉を使ったシェパーズパイ(もどき)とスコーンは作ってみた。
きじ、ラム、うさぎ肉とか普通はスーパーに売ってないけど、この本が書かれた時よりはネットショッピングで手に入れやすくなったかも。(まあ、私はそこまでやってみようとは思わなかったですけど)
サマープディング、出来上がり写真がとてもきれいでおいしそうなのでいつか作ってみたい。
(再読) -
著者は、本場の英国料理を伝えようと、1984年に来日して、'86年に東京にレストランを開いた。この本は1994年の発行。
とかくイギリス料理の評判がかんばしくないのは、その真の良さが知られていないから…ということで、英国料理の真髄は、家庭の食卓にある、いわゆる家庭料理にこそおいしいイギリスの姿があるのだという。
そして、その中心は時間のかかるオーブン料理であり、当然、それぞれの地方色と歴史が大きくかかわっているということが語られる。英国料理にまつわる話、食習慣など興味深い内容と、もちろんふんだんに代表的な料理のレシピが紹介され、写真とスケッチなどと共に楽しめる。
酪農から独特なクリームが生まれ、さまざまな肉や魚と共に、いろいろなハーブを使うのだということなども納得。
刊行されて時は経つが、質実剛健な英国料理の本来の姿が、伝わる良書だと思う。
私自身は、イギリス文学を読むうちに、何といってもその食事やティなどの描写が多いので興味を持つようになったくちなので、その意味でも、参考になりました。 -
これは、イギリスの料理レシピの本の中ではしっかりしてるんじゃないかなぁ。美味しそうだし。
でも、MASTERキートンにも出てくるサマープティングは作る気にまだなれない・・・(笑)