再発 がん治療最後の壁

著者 : 田中秀一

• 東京書籍 (2011年5月30日発売)

作品紹介・あらすじ

それさえ乗り越えられれば…。2人に1人ががんになる時代、誰もが直面する最大にして最終的な問題、「がん再発」。最新の医療状況をふまえ、基本的な知識から現状と限界までをも真摯につきつめた、待望の「がん再発」総合解説書。

感想・レビュー・書評

[katmaniaさんの感想 · 2017年4月28日]

がんの再発の仕組みが詳しく、かつ分かりやすくかかれている。これまで何冊か読んだ中では、一番的確な解説だと思った。がんがなぜ再発した場合に根治が難しいかについてもよく理解できる。また、手術、化学療法など、それぞれの治療の効果についても、正確な情報に基づいて平明に書かれている。

患者は自分も含めて、あとどのくらい生きられるのか、がんがなくなったりするのか、など、自分が安心できる情報を求めている。しかし、その一方で、もしそういった安心できる情報が述べられていたとして、それがほんとうに信じられるものなのか、正確なものと言えるのかを疑い、不安に思っている。本書の解説は、そのどちらにも偏向することのない書き方になっており、非常に信頼できる解説になっていると感じた。

[sakmobileさんの感想 · 2015年6月15日]

再発について理解できた。

[ohno55さんの感想 · 2011年9月16日]

第三章の「代替医療に効果はあるか」の箇所は取材、情報提供、ゲラ校正など協力させて頂きました。

[phnetさんの感想 · 2011年6月5日]

２人に１人ががんになる時代、誰もが直面する最大にして最終的な問題、「がん再発」。最新の医療状況をふまえ、基本的な知識から状況と限界までをも真摯につきつめた、待望の「がん再発」総合解説書。

著者プロフィール

TBC受験研究会主任講師、中小企業診断士、コンサルティング・エクセルブレーン代表、NPO法人酒類業フォーラム理事。大学卒業後、日本マクドナルド㈱、富士電機ITソリューション㈱を経て、現在、中小企業診断士受験指導をメインにしながらも、酒販店の経営改善指導や、営業部門の売上向上支援などで活躍している。『経営情報システムクイックマスター』（同友館、編著）、『2006年版診断助言事例クイックマスター』（同友館、共著）他著書多数。

「2010年 『2011年版　中小企業診断士1次試験問題集　運営管理』 で使われていた紹介文から引用しています。」