- Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488013646
感想・レビュー・書評
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結局海外ミステリーだらけの本棚になってしまった
ブクログ始めたくらいのときはまんべんなくなんて思ってんだですが気が付いたら結構な偏りが…
まあ人はその偏りを好みと言うわけですが
深く考えずに好きなの読みます
でも誰かSFの良さげなの教えてほしいです
ヘルプミー!
そしてそしてミネット・ウォルターズはこれで3作目ですが、どれもかなり好みでした
3作読んだくらいで訳知り顔で語るのも恥ずかしいんですがなんとなく彼女の型みたいなんも分かってきたような
プロットがかなり細かいのというのとちょっぴりロマンス要素入れてきやがるんですよ生意気に
そしてそれがいい!
あんまり言いたくないフレーズなんですが…女性作家ならではうんほんとはあまりそういう括り方したくないんだけどやっぱならではなんだろうなぁ
まあそれがいい!(2回目)ので許してください
終わり方も良かったです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
#2579-102-341
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噂や偏見ほど恐ろしいものは無いような気になる。
ごく普通の人が持つ悪気の無い悪意が怖い。
死体は一体誰なのか、日本人が気付くのはかなり難しいな。
最後の最後でのどんでん返しにはビックリ。
皆幸せになってほしいな。 -
最たる謎は、死体は一体誰なのかということです。ですが、話はそんなにシンプルなわけではありません。女性たちの言動が謎のベールのように事件全体を包んでいて、なかなか真実にたどり着けませんでした。彼女たちの嘘は、自分たちをいい風に見せたいがためについているものではないのです。嘘や噂に惑わされない者だけが見つけられた真相。『氷の家』を読んでいると、安易に風の噂を信じず、事実を見極めることのできる人物が最も信頼できるということを改めて感じました。
最期まで読み終えて答えが分かった状態で、もう一度読み直したいと思いました。死体の描写がかなりリアルで、思わず読み飛ばしましたが、それでも読み返したいと思わせてくれるだけの魅力を持った作品です。