定本手塚治虫の世界 (Key Library)

著者 : 石上三登志

• 東京創元社 (2003年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

昭和22年(1947)、8歳のときに、手塚治虫初の長篇単行本『新宝島』を手にして以来、手塚漫画の熱烈なファンになった著者が軽妙に語る、その世界の汲めども尽きぬ愉しみ。アトムやレオ、ヒゲオヤジやブラック・ジャックをはじめとするキャラクターや、多彩な作品群を、映画やSFとの関連、時代背景などから大胆に分析する。手塚治虫本人が認めた(自著と思ってサインさえした!)最初にして唯一の研究書。1977年『手塚治虫の奇妙な世界』として刊行されて以来、増補改訂を重ねてきた名著を、ここに定本としておくる。

感想・レビュー・書評

[大手前大学・大手前短期大学 メディアライブラリーCELLさんの感想 · 2014年11月17日]

＜閲覧スタッフより＞
「このことについては石上の本に詳しい」と手塚治虫本人に言わしめた著者。手塚マンガに魅せられ、その魅力を分析・紹介してきた着眼点と愛情が存分に発揮された一冊です。

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所在記号:726.101||イシ
資料番号:20071033
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[ボヤツキイさんの感想 · 2008年4月2日]

手塚氏本人が認めた唯一の手塚評論が
この本の原本である『手塚治虫の奇妙な世界』らしい。
今ではファンの間で常識のように語られる分析は
ほとんどこの人がやったことだったんだなあと驚きます。