インディゴの夜 チョコレートビースト (ミステリ・フロンティア)
- 東京創元社 (2006年4月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488017248
作品紹介・あらすじ
深く蒼い夜の似合う街・渋谷。近頃女の子たちの話題を集めているのは、一風変わったホストクラブ"club indigo"。スタイリッシュで魅力的なホストが揃うこの店には、今日も厄介な事件が持ち込まれる-。連続ホスト襲撃事件、失踪した編集者、飲食店強盗、ホストコンテストを巡る陰謀…ストリートで起こるさまざまな事件に、indigoのホスト探偵団が挑む!『インディゴの夜』でおなじみの個性豊かなホストたちが、夜の街を軽やかに駆けめぐる新世代探偵小説。
感想・レビュー・書評
-
コメント0件をすべて表示
-
なぎさママは好きだ。
-
インディゴシリーズ2作目。
1作目と同様に連続短編集。
笑いどころあり、しんみりする場面もあり、ハラハラする場面も。
一話一話の終わり方もスッキリしていて、やっぱり読みやすいです。
ホストと言われると嫌なイメージが浮かんでしまうんですが、club indigoの男の子達は良い子が多いですね。 -
シリーズその2。
今回もサクサク読めて楽しかった!
なんだか空也がいい人っぽくて気になるぞ(笑)
ゆえに「マイノリティ/マジョリティ」が結構好きでした。
次作も楽しみながら読む! -
何か読んだような話だなと思っていたら読んだことある本だった。印象の薄い話だとこうなる。このシリーズ自体、悪くないけどあるラインを越えられていないという印象。
-
人気ホスト襲撃に、ホストコンテストを巡る陰謀。ストリートの事件は、「club indigo」におまかせ!
ホスト探偵団が今夜も狂騒の街を駆け抜ける。
「インディゴの夜」に続く、スピード感あふれる連作短編集第2弾。 -
図書館にて。
安心して読めるこのシリーズ。
ここの登場人物にはいつも励まされる。
「真夜中のダーリン」最高。晶さんはみんなに愛されてるね。 -
前作からの雰囲気で来ている二作目。
ちょっと驚くような展開が欲しかったけれど面白かった。
憂夜さんは相変わらず謎な方。
なぎさママが今回ご乱心(笑) -
仲間意識の強さや正義感は読んでいて、楽しいです。そして彼らの兄キ分で、店のマネージャーを務めるバリトン声の憂也さんも、頼りになるけれど謎過ぎてて、なんか怪しくて笑いまで出て来てしまう。
今回は、塩谷さんの変人振りも随所に現れ、そこも面白く感じながら読みましたが、このシリーズは何と言っても、唯一の女性で主人公・晶のぼやきが光ります。
今時の若者のおしゃれ感や話し方にぼやき、その生き方にぼやき、登場して来る大人たちにぼやきまくる。口に出してしまう事もあるが、心にしまっておくことの方が多いぼやき。
これがとっても納得する内容で「同感だよ…」と思いながら読んでました。
ホストたちや塩谷さんからも「おばさん」と言われ、ムッとする晶ですが いざという時の思い切りの良さはスカッとして気持ちいい。