ジャン・マレーへの手紙

著者 : ジャン・コクトー 三好郁朗

• 東京創元社 (1994年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

きみを知る前の人生を忘れてしまいたい。ぼくはきみから始まり、きみで終わる。きみがすべて…

感想・レビュー・書評

[yunakaikoさんの感想 · 2010年6月6日]

カテゴリつけられません。
つけるとしたら愛。
人を愛するって、性別とかそういったことで片付けられる問題ではない。
そう思った一冊。
本当に優しい愛の物語。

[ご隠居さんの感想 · 2008年4月15日]

この無償の愛。
素直に感動します。衝撃です。
こんな愛が実際に存在して、その記録が残されているという事実が、本当にすばらしいとしか言えません。
ココロがひねくれている時に読むと、良い意味で打ちのめされます。

著者プロフィール

（1889年7月5日 - 1963年10月11日）フランスの芸術家。詩人、小説家、脚本家、評論家として著名であるだけでなく、画家、演出家、映画監督としてもマルチな才能を発揮した。前衛の先端を行く数多くの芸術家たちと親交を結び、多分野にわたって多大な影響を残した。小説『恐るべき子供たち』は、1929年、療養中に３週間足らずで書き上げたという。1950年の映画化の際は、自ら脚色とナレーションを務めた。

「2020年 『恐るべき子供たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」