ぼくとルークの一週間と一日 (sogen bookland)

  • 東京創元社
3.62
  • (11)
  • (18)
  • (25)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 161
感想 : 29
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488019617

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • デイヴィッドは両親を亡くして、親戚の家に世話になっている。
    この親戚は、デイヴィッドのことを厄介者扱いしているので、デイヴィッドは面白くない。
    ある日、腹を立てたデイヴィッドが、でたらめな呪文を唱えたら、大地震とともにルークという少年が現れた。
    ルークは、不思議な力を持っている謎だらけの少年だった。
    怪しい奴らが出現し、デイヴィッドは、ルークにも分からない彼の謎を解くことになってしまった。

    あとがきによれば、この物語は北欧神話が中軸にあるとのこと。
    なじみの薄い事柄なので、なかなか物語に浸かることができませんでした。
    文化の壁を感じた1冊です。

  • すみません未読です…

  • 1975年発行の本を訳出。おじ一家に引き取られ、感謝を強要される日々をおくるデイビット。でたらめに唱えた呪いの言葉が、偶然ルークを呼び出してしまう。愉快な友人の出現に喜んだのもつかの間、ルークにはとんでもない秘密があったのだ。
    短めの話なので、いつものような複雑さはなく、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ入門といったところ。それでも、物語終盤に魔法のように全ての混とんが収束していく心地よさは健在。登場人物が魅力的。ルークはもちろん、カラスがなかなかいいですね。

  • "Eight days of Luke"日本語訳。血のつながらないアストリッド以外のとんでもない親戚に囲まれて悲惨なデイヴィッド。でも、もうちょっとうまく立ち回れないかな君。だけどルークのためにはよくぞ頑張ったね。いろいろあって、ともかくデヴィッドはハッピーエンドでめでたしめでたし。

  • 面白かった。北欧神話がベースになっていて、その点ではギリシャ神話を題材にした去年出たThe Gameと同じ系統の作品。34年前の作品ですので、英国中流階級の家庭で住み込みのコック兼家政婦がいたり、テレビがなかったり、ジーンズが一般的でなかったりします。でも気が付かないほど話しにぐいぐい引き込まれてしまいます。

全29件中 21 - 29件を表示

著者プロフィール

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(Diana Wynne Jones)
1934年8月16日 - 2011年3月26日
イギリスのファンタジー作家で、子ども向けの独創的なファンタジー小説を記す。代表作に『ハウルの動く城』『大魔法使いクレストマンシー』のシリーズがある。
2004年に『魔法使いハウルと火の悪魔』が宮崎駿監督・スタジオジブリ作品「ハウルの動く城」として映画化され、日本でも広く知られるに至る。

ダイアナ・ウィンジョーンズの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×