- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488027193
作品紹介・あらすじ
「お弁当ぐるぐる」(『赤い糸の呻き』所収)から生まれた、音無警部(←ぬいぐるみ好き)&則竹女史(←音無にぞっこん)コンビが活躍する、ユーモア本格推理。五編収録。
感想・レビュー・書評
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短編連作には複雑すぎる心理と真相。「類似の伝言」の愛の在り方が凄まじい。
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帰還?と思ったら一つ前作品があるんですね。そちらを先に読んだ方がもっとキャラがつかめて楽しかったのかもしれません。一編目はキャラをつかみ損ねているうちに短編なのでさらっと事件解決まで行ってしまった感じがありました。ですがキャラがわかってくるとこの設定がなかなか楽しかったです。事件自体は苦かったり重かったりするものもありますがどれも意外とあっさりしている印象です。もちろん謎解きなどはきちんと計算されていて安心して読めますが。前作が載っているという「赤い糸の呻き」も読んでみたいと思います。
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刑事にはもったいないほどのイケメンの音無警部,推理もキレるのだが,ただ一つの弱点は無類の《ぬいぐるみ好き》であること。これぞと思うぬいぐるみを見つけると,そこが殺人犯行現場であろうともお構いなしに欲しくてたまらなくなる。だが,ぬいぐるみがきっかけで真相を見破ることも多々あり。【ミステリ小説としてはちょっと薄味なのが残念】
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イケメンキャリア警部なのに、ぬいぐるみ好き。
ベテラン刑事なのに、ミステリオタク。
クールで有能なのに、脳内では恋愛妄想。
コミカルなキャラそろいで、たのしい。
刑事なのに、殺人現場で「名探偵」「ダイイングメッセージ」といったキーワードにウキウキしてしまう江角が、特に笑える。
ユーモアミステリだけど、事件そのものはわりとブラック。
続編もあるようなので、読んでみたい。 -
シリーズものの短編集。
個性的なキャラクター達が登場人物なのだが、何故かキャラクターをそれぞれ掴めないまま読み終わってしまった…。音無と則竹は掴めたのだが、後の2人が名前と性格で覚えられない(笑)
ただ、音無のキャラがいまいちたってないのが残念。
面白い設定なのに、勿体ないと感じる。
頭の中でキャラクター達が映像として動いてこないというか、全体的にそう感じました。
あと、推理物なのに、解決部分がどうもスッキリとしない読後感。ちゃんと解決してるのに。
この不思議に向き合うためにも、次も読みたいと思います。
でも面白かったです。独特な動機が好みです。 -
肩のこらない気楽な読み物だよ〜
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読み切りだからこそ許された、変態だったのか
初めの作品の、警部の変態っプリが好きだったの
ぶっ飛んだ感じが
単行本まるまる一冊だと抑えさられてて、残念だったなぁ