- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488027599
作品紹介・あらすじ
美しく逞しい継母が父を殺した。女子高生の瑠璃はそう確信していたが、証拠はなく警察も信じてくれない。あんな女と一緒に暮らすなんて耐えられない、わたしはお父さんの元に行く。瑠璃は自殺の名所として知られる森に出向くが、“幽霊”の裕章と出会う。彼は瑠璃に自殺を思いとどまらせ、継母が殺した証拠を見つけようと提案する。見つからなければその時死ねばいいと。今日から一週間後。それが瑠璃の自殺予定日となった――。疑念と嘘で絡み合う母娘が迎える結末は?! 大ヒット『暗黒女子』の作者が放つ、一気読み必至の傑作ミステリ!
感想・レビュー・書評
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初読みの作家さんだし、タイトルや装丁からも、もっと軽い内容だと思い込んでいたけど、思った以上にいい話だった。幽霊が出てきちゃったり、16歳とは思えないお金の使い方だったり、突っ込みたいところもたくさんあるけど、料理の描写が丁寧だったり、ラストが意外と感動してしまったりして、読むか読まないか悩むぐらいなら、読んでみても損はない1冊。
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ミステリではなかった。想像の範囲ですべてが終わってしまった感じ。主人公にも共感できなかった。
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すぐ読み切ったくらい読みやすかったけど、少し浅い気がした
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「父を殺したのは、母です。さようなら。いつか母に天罰が下ることだけを願って」
という衝撃的な帯に目を引かれ購入。
主人公の少女の父が亡くなり苦悩しつつも立ち向かうその姿に生命力のような力強さを感じました。最終章まで油断出来ない展開に少しずつ読むつもりが読む手が止まらず一気に読了してしまうほど話に入り込んでしまいました。
自殺予定日というタイトルのためミステリー要素のみかと思いきや、恋愛や友情要素もある内容となっていました。 -
途中でオチは分かったけど
面白くて一気に読みました。