青の王

著者 :
  • 東京創元社
3.85
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本棚登録 : 825
感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488027711

感想・レビュー・書評

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  • 装丁や挿絵が綺麗で、世界観も好きだったけど、読み進めるうちに段々と軽い感じになってしまったのが残念でした。
    読みやすいからどんどん読み進められたけど、内容が薄かったかも。読み始めは面白くて期待してたので残念。素敵な世界観がもったいないなと思ってしまいました。
    軽く読むにはいいかも。白の王を読むか迷う。

  • 銭天堂の廣嶋玲子さんのYA向けファンタジー。結末がよかった。

  • ボーイミーツガール物

    敵に魅力がなく
    伏線に力がなく
    魔族の生贄なんてくだりあったかしら?と思い出せない

  • 初めての作者さんで久しぶりのファンタジー。
    どうかなと思ったけどはまれて面白く一気に読んだ。こういう出会いは嬉しいですね。

  • 砂漠に咲く奇跡の都ナルマーン。王宮の上空では翼をもつ魔族が飛び交い、豊かな水をたたえた池の中には魚や竜の姿をした魔族が泳ぐ。ナルマーンの王は神に選ばれ、魔族を操る力を授けられたのだ…。そんなナルマーンに住む孤児の少年ハルーンが出会ったのは、不思議な塔に閉じ込められたひとりの少女だった。ハルーンは、自分の名前も知らないというその謎めいた少女を助けて塔を脱出する。だが彼らのあとを、魔族が、そしてナルマーン軍が追いかけてきたのだ!
    読み始めたら止まらなかった!

  • 橋賢亀氏の表紙に惹かれました、素敵だな~~~。
    魔族と人間が混在するめちゃめちゃファンタジー作品でした、途中で入るエピソードもそれぞれ割と骨太。
    主人公のオチとかもああ~~ってなる。
    魔族のビジュアルとかが割とドギツめなのもいいですね。

  • 2018.3.27読了

  • 奴隷のハルーンは雇用主に泥棒を疑われて井戸に投げ込まれて殺されそうになる。しかしなんとか一命を取り留め、逃げようとしたところ、突然ふしぎな塔に着いた。その塔の一室には、美しい少女がいて……。

    ボーイミーツガール×ファンタジー。世界観や設定、用語の説明は最小限なんだけど、だからこそ自然に入っていけたのかもしれない。少年少女も微笑ましいし、協力してくれる船長とか魔族とかもいいキャラしててとてもよかった。コンパクトによくまとまってるんだけど、もっと壮大な長編でもよかったような。

  • 魔族と人間が共存する、砂漠の中の豊かなオアシスの国ナルマーン。生者は入れない塔に囚われた贄の美少女、彼女を救い出す天涯孤独の貧しい少年、二人を助ける翼船の女船長、玉座を狙い逃げた少女を追う王子達と魔族。そして空の上の逃避行。魔族と人間の関わりは隷属か友情か。これでもかってくらい王道を詰め込んだ、正統派ボーイミーツガールファンタジー。

    児童書並みにスピード感が有り過ぎて、クライマックスのはずの四方を敵に囲まれる部分があっさり解決してしまってその辺りが少し残念。幼虫の育成や王族と臣下達のそれぞれの思惑の違いの辺りは面白かったので、もう少しねちっこく手に汗握る展開と雰囲気が欲しかった。でも話の雰囲気はとても好き。

  • 久しぶりにファンタジー読んだ。成る程ね。船長かっこいいなー

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『水妖の森』で第4回ジュニア冒険小説大賞、『狐霊の檻』で第34回うつのみやこども賞受賞。作品に『送り人の娘』、『おっちょこ魔女先生』、『盗角妖伝』、「怪奇漢方桃印」シリーズ、「秘密に満ちた魔石館」シリーズ、「十年屋」シリーズ、「鬼遊び」シリーズ、「妖怪の子預かります」シリーズなどがある。

「2023年 『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂1・2・3(3冊セット)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

廣嶋玲子の作品

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