- Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488100087
作品紹介・あらすじ
珠玉の推理短編を年代順に集成し、1960年初版で以来版を重ね現在に至る『世界短編傑作集』を完全リニューアル! 2巻にはチェスタトン〈ブラウン神父〉シリーズの「奇妙な足跡」、ルブラン「赤い絹の肩かけ」、フリーマン「オスカー・ブロズキー事件」、クロフツ「急行列車内の謎」など9編を収録。探偵ダゴベルトが活躍するグロラー「奇妙な跡」はドイツ語からの新訳となる。ミステリ入門に最適なアンソロジーをお楽しみください。
感想・レビュー・書評
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前回より遡った時代のものを借りる。あらまぁという感想しかない『放心家組合』ブラウン神父らしさがとても感じられる『奇妙な足音』リュパンしてやったりの『赤い絹の肩かけ』が楽しかった。巻末の戸川安宣氏の各作家の紹介や小ネタも面白い。
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古典短編ミステリの傑作集。
お気に入りはモーリス・ルブラン「赤い絹の肩かけ」。これ、おそらく児童向けのもので読んだような記憶はありますが。やっぱりリュパン凄い、となります。あっさりと殺人事件の犯人を推理してしまう探偵っぷりもさながら、ちょっと待て、目的はそれだったのかー!!! ってところも。お茶目なところもよいですねえ。
オースチン・フリーマン「オスカー・ブロズキー事件」も印象的。倒叙式ミステリって、なんとなく少しだけ犯人の味方をしたいような気になってしまうので、犯人と一緒にどきどきさせられました。しかしその一方でさあどうやって暴かれてしまうんだろう、とわくわくする心地も。 -
『世界短編傑作集』完全リニューアル版第2巻。
この本は旧版で未読だったようで、チェスタトンなど既に短編集で既読のモノを覗いては、どれも初めて読む作品で面白かった。
昔、小さい頃、子供向けミステリガイド的な本で、トリックの種明かしをバンバンされつつ紹介されてたアレやらコレやらが収録されてて、読みながら「ああ、コレが噂の例のトリックの作品…!」みたいな、初見なのに妙な懐かしさをを感じながら読んでました。
1905年~1914年発表の作品ということで、名探偵モノのお約束の形が定着して、そこからいろんなスタイルの探偵が派生して群雄割拠してる事がこの2巻の探偵のバラエティの豊かさからもよく分かりますね。3巻も引き続き楽しみです。 -
だれかがおまえのピストルの薬莢は湿っているといったときには、たとえきみがいかにそのだれかを信用していようと、相手がアルセーヌ・リュパンを名のる男であろうと、その手に乗ってはいけない。まず最初に撃ってみることだ。
2019/6/3読了
モーリス・ルブラン『赤い絹の肩かけ』(井上勇 訳)より。ルパンが怪盗と名探偵の両方の役割を演じているが、最後にメンタリストにもなっている事を特記しておきたい。 -
よくわからない小説があった……。
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古典だからなのか短編だからなのか、全体として筋がシンプルでするりと読めて良い。
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2018/11/12
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2018/10/22読了
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第2巻。
モーリス・ルブランなんて何年ぶりに読んだだろう……懐かしい。いいな〜。
コメントありがとうございます♪
いえいえ、私も図書館本なので期限に追われて読めてるだけですよ。いきなり3を借りてし...
コメントありがとうございます♪
いえいえ、私も図書館本なので期限に追われて読めてるだけですよ。いきなり3を借りてしまい順番めちゃくちゃなので今度ちゃんと1を借りたいと思ってところです。遡るほど何だか強烈な個性を感じてます。
ネットで中古購入いいなぁ。新品セット購入は高いですもんね。揃ったらかっこいいですよね!
ネットで購入したのは、たまたま見つけたのが、衝撃的な安さだったからでして、不安もありました...
ネットで購入したのは、たまたま見つけたのが、衝撃的な安さだったからでして、不安もありましたが、ダメ元で買ってみたら、状態もとても良く、ホッとしております(^_^;)
遡るほど強烈な個性、逆にワクワクしてきました(笑)。
やっぱり早めに読もうかな。
揃えるかどうかは、未定ということで(ビビりなので、とりあえず1巻読んだ後で決めようかなと)(^^;)
いいのが手に入ったなんてとてもラッキーでしたね!
強烈な個性が気にいるかどうか、ですね。私は面白く思えたのと、ちょっともういいわ...
いいのが手に入ったなんてとてもラッキーでしたね!
強烈な個性が気にいるかどうか、ですね。私は面白く思えたのと、ちょっともういいわーとなったのと混ざってました(笑)