- Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488110147
作品紹介・あらすじ
逆説の論理の魔術師チェスタトンを代表する名シリーズの第二集。トリックの凄みでは、名作揃いの巨匠チェスタトン作品のなかでもトップクラスに位置する「通路の人影」、仮装舞踏会を舞台に神父の心理試験反対論を織りまぜた「機械のあやまち」など、いずれ劣らぬ名作12編を収録。とても名探偵とは思えない外見のブラウン神父が明かす奇妙な事件の真相は、読む者の度肝を抜く! 解説=巽昌章
感想・レビュー・書評
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情景描写が詩的で美しい
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「どんな機械だって嘘はつけませんよ」とブラウン神父は言った――「真実を言うこともできませんしね」
2019/6/26読了
『機械のあやまち』より。科学全盛とも言える、今の世の中でも十分通用しそうな警句である。機械が弾き出した結果を正しく解釈できるかどうかは、結局人間にかかっているのだから。 -
ブラウン神父#2。ポワロ派なこともあり、昔は今ひとつその魅力がわからなかったブラウン神父シリーズ。ひさびさに読んでみたら、短編のどれもが面白く、全部再読したくなった。
謎を解いたあとのブラウン神父のセリフがエスプリに満ちている。時間差でようやく自分の頭がようやく理解して、ニヤッとしてしまうこの感じが楽しい。 -
2023/7/15 一旦休止とする。表紙イラストと題名に惑わされないように。なかなかクラシックで格調高い文体。ただ、短編集ながら読み通すにはエネルギーが必要。シリーズを読み込む気にはなれない。この一冊はます完読したい。
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ブラウン神父シリーズ第2弾。個人的に良かったのは「シーザーの頭」と「ブラウン神父のお伽噺」かな。書かれた時代が時代だけに差別的な表現がやはり目に付く……。
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あれれ、「グラス氏の失踪」の原文って中学か高校の英語の教科書に使われていたことなかったですか?
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童心読んだ時にも思った気がするのですが、なんか目が滑ります。なぜなのかは不明ですが。
様々な事件の現場やら何やらに、ふと気付くとちょこんと居るブラウン神父シリーズ二作目。短編。
しかし、長編てあるのかしら。あったらそれはそれで読んだ端から話忘れそう。
シチュエーションやトリックは多岐に渡り、まあ、推理したい読者にはあまりフェアではない。と思いますがなんかもう内容忘れかけている…
あんまり合っていないのかもしれません。