サム・ホーソーンの事件簿VI (創元推理文庫) (創元推理文庫 M ホ 4-7)
- 東京創元社 (2009年11月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488201098
感想・レビュー・書評
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5
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サム・ホーソーンの事件簿第六弾。
なんだかあっさりと美人獣医さんと結婚してしまった。
しかも結婚式の記述が少なすぎる。
保安官の結婚式では人が殺されたというのに。
しかも結婚したと思ったら、
ピッチフォークでぶっすり刺されているし。
第二次世界大戦に参戦していくアメリカの雰囲気が
描かれていて興味深かった。
さらに最後の作品がドイツの将軍に関する事件で、
おとぎの国ともいえるノースモントの町にしては、
国際的というか、陰謀めいた話なのはおどろきだった。
戦争債券(!)を募集するために招かれた映画スターと
昔、火事で人が死んだ元修道院の扉をめぐる事件が面白かった。 -
シリーズ最終巻。やっとサムが結婚しました。が特別な事もなく淡々といつもの謎解きです。
飽きずに楽しめたシリーズでした。 -
サム先生は現代の基準でも相当な晩婚だな。とうとう真珠湾。当時のアメリカ側の視点から日本を見るというのは中々面白い。シリーズが終わってしまうのが残念。終戦の報せや戦後を、サム先生はどう過ごしたんだろう。
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これでシリーズは終わりなのかな。
もっといろいろ読みたかった。
最後の方、ホーソーン先生の娘の話が好きでした。 -
2009/12/02読了