- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488215064
感想・レビュー・書評
-
マイケル・ボンドによるユーモアというかコミック・ミステリー、
パンプルムース氏&愛犬ポムフリットシリーズの5作目。
今回は、フランスとイギリスを結ぶ飛行船が設定され、要人を乗せた就航式で出す機内食メニューを考えるのが、元刑事で、グルメガイドの覆面調査員パンプルムース氏の任務、だったが、
この飛行船の爆破をたくらむテロリストとの対決にまで展開…。
お決まりの美味礼賛とちょっぴり艶話も含んだギャグ満載、
あほらし、と笑いつつ読みきってしまいます。
後書き(解説)にある、“ジャンクな刺激や流行に飽き足らないオトナが、ほっと一息つくための上品な軽い洋菓子(ただしアルコール入り)”ということでしょうか。
シリーズでお馴染み、登場人物たちの個性と、やはり賢くて健気な犬のポムフリットが魅力的。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
くまのパディントンを書いたマイケルボンドの推理小説。
いつもどおりに、ドタバタしてるけど、その中でも常に食べ物の話題はかかせない。
相変わらずおもしろいです。 -
「パンプルムース氏」シリーズ第5作。<BR>
<BR>
今囘の使命は、飛行船就航記念機内食メニューを考えよというもの。<BR>
それが何故このやうなドタバタ劇になつてしまふのか、實に不思議である。<BR>
愛犬ポムフリット君も健在で、いつもながら面白い。<BR>
<BR>
2004年6月12日讀了