唄う海賊団 (創元推理文庫 M マ 4-13)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488246136

作品紹介・あらすじ

「醜い顔に奇抜な服装、年は殆ど六十七…」幸せな気分で唄いながら、セーラはペンキを塗りたくっていった。恒例プレザンス海賊団によるギルバート&サリヴァンの公演を前に、今年は珍事が続出。急遽、伯母から大道具画家に命じられたのだが、その作業の楽しいこと。けれど、高価な絵の紛失を契機に、身代金の要求、殺人事件の発生と、不測の事態が相つぎ…。ユーモア第六弾。

感想・レビュー・書評

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  • 6
    エマ叔母さんのお屋敷で恒例の素人オペラの準備に駆り出されるジェーン。
    子供の頃の幸せな思い出が沢山出てきて、こちらもほんわかな気持ちになる。セーラの思い出ってあんまりよくないこと多いから。
    スリーポタイトさえ、飲んでみたいきにさせる。
    毎回のようにドンファンがて出てくるけど、今回はラストとても好き。してやった感大。
    このシリーズはやっぱり、セーラ中心の方が面白い。癖のある知り合いを探るのはマックスより危な気ないし。
    勝手に時代を古く思い込んでいて、ジーンズやらジャンクフードにギョッとする。ケリング家の豪勢な様子とのギャップも面白いけど。

  • マクラウドのセーラ・ケリングシリーズ第6弾。
    恒例プレザンス海賊団によるギルバート&サリヴァンものの公演を前に、エマ伯母さんから大道具画家をおおせつかったセーラ。
    大好きな伯母さんの屋敷で準備におおわらわの最中に、何と高価な絵が紛失し、どうやら殺人事件までが発生、更に絵画には身代金要求の脅しが…。留守のマックスを思いながら、エマ伯母さんを助け、セーラが活躍する。
    セーラにとっての、幼い頃の数少ない楽しい思い出の場所でもあったお屋敷でのやりとりや、大騒ぎの公演など、これも人物と描写が楽しめる一作。
    古本で見つかると、ついつい読んでしまうユーモアものシリーズですね。

  • セーラシリーズ6

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